2016.1.26 / 冬に植えたい一年草
ガーデニングブロガーのBloominこと"ぶる子"です。ナチュラルな雰囲気がありながらも、きちんと感を残したお庭づくりを目指して日々奔走中です。寒さのあまり、ついお庭やベランダに出るのも尻込みしてしまう季節がやってきました。でも、冬の頑張りは春のお庭をよりいっそう華やかにしてくれるだけでなく、寒さに耐えた植物からもらうパワーは、ガーデニングのモチベーションそのもの。そんな冬にこそ仕込んでおきたいお花をご紹介します。
クリサンセマム・ノースポール
北アフリカ原産で寒さに強い一年草です。冬の間に植えておくと、切り戻しなどをしなくても寒い中でもよく枝分かれしてこんもりと自然な花姿が楽しめる手間のかからないお花です。園芸店やホームセンターでリーズナブルな価格で流通しているので、花壇にちょこっと植えておくだけで春には花いっぱい!陽当りの良い場所で育てるとたくさん花がつきます。霜で傷むことはありますが、枯れることはほぼありません。冬を迎える前に早めに植えておくと根張りがしっかりするのでおすすめです。
キンギョソウ
尾ひれがヒラヒラとした金魚のような美しい姿で花を咲かせる寒さに強い一年草です。冬の寒い時期には開花はストップしますが、本来は多年草で、一年を通して開花期の長いお花で長く鑑賞できるのが特徴です。1株で十分なボリュームが出るので、単植にして楽しめます。八重咲きタイプも流通しており、こちらは本当にゴージャスでおすすめ。最近では色も、原色だけでなくニュアンスカラーの品種も流通していて、ナチュラルガーデンには欠かせない一年草です。
パンジー&ビオラ
冬の一年草の代表格といえばパンジー&ビオラ。スミレの仲間ゆえ、黄色や紫色がベースとなっているお花ですが、最近ではワインレッドやアンティーク調のピンク、イエローなど品種も増えてきて幅広い色が楽しめるお花になりました。大輪のパンジーは花数が少ない晩秋でも存在感があり、不動の人気です。また、花が小ぶりの
ビオラは寄せ植えにも使いやすいお花です。
葉ボタン
まるで牡丹のような八重咲きの花に見立てて「葉」を楽しむ葉ボタンは、お正月にも欠かせない冬の一年草です。額縁タイプの木製プランターで、立体的な寄せ植えを楽しむのにぴったり。葉ボタンは、気温が低いうちはきゅっと締まった姿で売られていますが、気温が上がるのつれて中央がこんもりと盛り上がってくるので、形の変化も楽しむことができます。ダークな色合いの葉ボタンに合う冬の花は多く、シルバーリーフのリーフプランツとの相性もばっちりです。
アリッサム
小花が無数に集まった花姿がなんとも愛らしい一年草です。白が代表的ですが、ピンク、紫、サーモンピンクなどいろいろな色が楽しめます。香りが楽しめるアリッサムは、お庭に香りの演出も加えてくれ、自然な形でカーペット状に広がってくれるので花壇にも重宝します。
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