「庭は絵になるように」とは繰り返し、イギリスのガーデナーから聞いていたセリフです。染み付いてます。
「庭は植物の展示場ではないし、植・物欲のなすがままの収納所でもない」とは....。わかっちゃいるが、
やめられない。実際は、植物が好きな人の庭の半数以上は、そういう場所になっている!?
28年前、私がイギリスでガーデニングを始めた当初は「きれい!好き!」と思った花を片っ端から手に入れ、片っ端から庭に植え、手間ひまを掛けて栽培するのが最高に楽しかったです...。知りたい思いが強かったと思う。それは今も同じ。新しい品種を見かければ「試さなくちゃ!」
しかし、当時のイギリスは、ヤブ蚊もいない涼しい夏で、ロンドンの私の庭も今よりずっと広かったし、マイルドな気候の下では、なんとなくでも、うまくいっていたような気もする。
気候条件の厳しい日本へ帰国後。英国の素敵な景色を再現したいと、日本の環境に合う植物をいろいろと試した結果、たくさんの失敗を経て、植物とのつき合い方を学んだし、年齢を重ねた今は、手をかけなくてもきれいに花を咲かせる植物や、花よりも枝葉の美しい植物が愛おしく感じるようにもなりました。
庭は「暮らしを豊かにする場」それは常々私の心を占めていますが、実際は好きな植物を手元で愛培したいし、仕事では、植物は同時に栽培実験の対象でもある。しかしこれって美的なことでいうと問題大きく、ストレスもありました。
・・・今まで本当にずっと忙しく、特にバラが咲く時期は自宅にいられない。自宅のバラが咲いたのを間近で眺めるゆとりすらなく、自己嫌悪しながら、この21年間、仕事と子育ての狭間で、時間や心のゆとりがなく「豊かな暮らし」は難しかったです。
ただ、35歳からの約7年間のイギリスでの暮らしは、経済的には厳しくても、庭で、ゆっくりお茶を飲む時間がたっぷりあったので、あの感じを体感していた感覚が身に沁みている。現実に庭でゆっくりとお茶を飲む時間が無理でも(今、お茶は、仕事をしながらパソコン前においていつの間にか冷めたものを水分補給のように飲むか、台所で立ち飲み)
・・・でも、あの感じは「精神」として、自分のなかに染みているのです。それが、じぶんのスピリット。
そして今!あらゆるイベント、講演会、人とミーティングやアポイントが延期になり、庭の時間が増えたことで、着々と進んでいるのが、庭のリビングルーム化です。
私の庭には狭いながらも、椅子とテーブルがあり、そこに美術品を飾るような気持ちで飾るべき植物がある。(such as a hostas! )それを眺め、そこで、お茶を。
近頃は夕刻のBar time を設けて、オリーブ、チーズ、ジントニック。みたいなことも時々...。
そこで、庭全体を収納庫にしないためにも、ガーデン・リビングルームには、視覚的に邪魔になる園芸資材をしまう収納庫が必要ですが、あいにくイギリスにあるような木製の収納庫はとっても素敵なのですが、日本の気候では、木製は腐り安く機密性も危うい。質感的にちょっと味気ないかもしれないけれども、スチール収納がやはり便利です。
いつも、バラの写真を撮る時に一緒に写っていますが、このセージグリーンの収納庫も、私のアウトドアリビングルームの大事な味方です。中には、肥料や補修剤や培養土のいろいろ。まあ、特に園芸資材って、形もなにもかさばるものが多いし。ごちゃごちゃ感満載になるアイテム多し、なので、開け閉めのしやすい箱に入れるに限る。これしか解決策はないですね。園芸資材なしで園芸はやはりできないので。パッケージもけばけばしいのは困るのですが、バイオゴールドの園芸資材デザインは目に痛くないので助かります。
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期間は5月10日までになりますので、その期間中で、庭のアウトドアリビング計画を押し進めてはいかがでしょうか? サイズは大中小 空間にあわせて https://www.dinos.co.jp/p/1120704938/
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