2016.10.31 / 寄せ植え
暑くもなく、寒くもなく。過ごし易い季節ですね。
暖かい陽射しと秋の風・・・。
そよかぜに揺れる秋の植物を見ると、心が落ち着きます。
秋色コスモスの寄せ植えで秋の風を楽しみませんか!
■今回使用したプランター
イタリア製プランターボックス 小 幅43cm
組立式の軽量プランターです。このような形で届きました。
では、組み立てましょう!
プランターの角となるパーツに底に当たる部分をセットします。
道具は不必要です。手で容易に出来ます。
側面になる板を過度になるパーツにセットします。
こちらも道具無しで簡単に出来ます。しっかり溝にはめましょう。
底板を中に入れます。
簡単に出来上がりました。
このような作業になれている私は所要時間わずか1分!
初心者の方でもあっという間に組み立てが出来ますよ。
■使用花材
・秋桜 ディープレッドキャンパス 1株
玉川大学で作出された珍しいワイン色のコスモスです。
花付き良く、花柄をしっかり取れば12月頃まで花が楽しめます。
・エリナ 1株
新しいタイプに椿。春に1.2cm位の小さな白花を咲かせます。耐寒性が強く、害虫もつきにくい椿です。
晩秋には紅葉が美しいので、秋の寄せ植えでも活躍します。
・カカリア 4株
一年草。11月頃まで黄色い小花を楽しめます。
種を取り、来春蒔くとまた花を楽しめます。
・アガスターシェ オーランチカ 3株
爽やかな香りのある宿根草。初夏〜晩秋、花を楽しめます。
・アルテルナンテラ パープルナイト 1株
銅葉に白く小さな丸い花をつけます。夏には大きく生長します。
■その他材料
・鉢底ネット
・鉢底石
・オルトラン(適量を土に混ぜます)
・珪酸塩白土(適量を土に混ぜます)
・活力剤(水で薄めて使います)
■作り方
STEP1
先ず、植物を並べて配置を考えます。
植え込むまで、活力剤を適量薄めた水にポット苗ごと浸しておきましょう。
STEP2
底板に小さな穴が開いていますが、プランターの容量から排水性を高める為に、鉢底石はやや多めに入れます。
STEP3
土に肥料・オルトランを適量混ぜて(以下、培養土)プランターの5分の3程度入れます。
花木(椿 エリナ)はこれからの紅葉と花の蕾が寄せ植えの主役級の存在感となります。
不織布のまま植え込みます。
STEP4
プランター中央にコスモスを配置します。
STEP5
カカリアをコスモスを囲むように配置します。
根を崩さないようにしましょう。
STEP6
アガスターシェをプランター前方に配置します。
STEP7
アルテルナンテラをプランター左後方に配置します。
株間に培養土を入れ軽く棒でつつきます。株間や根と根の間、隅々に培養土を入れ込みます。
完成!!
■ポイント
植物の植え込み時に、根がぎっしりまわっていたり、ポットからはみ出して根が伸びている場合は根を少し崩してから植えます。
でも、根がまだ新しいものであったり、根が回っていなければ崩さないようにしましょう。
今回使用したコスモスは珍しいものです。ピンクや白、黄色のコスモスでもステキです。
花木(椿)を不織布のまま植え込みましたが、理由は以下の通りです。
①通気性・水はけがよいので植物の根が蒸れない。
②根詰りしても鉢を裂いて植物を取り出しやすい。
③ポットごと地中に植えて植物の混在を防げる。
コスモスやカカリアの花が終わり、寄せ植えを仕立て直す時なども簡単です。
■まとめコメント
季節の花とその時に美しい葉を組み合わせると、ワンランクアップの寄せ植えができます。
花木と一年草の寄せ植えは、これからどのように育っていくのか、どのように花が咲くのか・・・。
先の姿を考えて植え込むと良いですね。
秋のそよかぜに揺れるコスモスの寄せ植えは、紅葉が進むにつれ艶やかになっていきます。
CHIRO
■ガーデンスタイリングスタッフより
イタリア製プランターボックスの寄せ植えはいかがでしたか??
秋色コスモスがとても可愛らしい寄せ植えに仕上がっていますね。
組立がとっても楽ちんなプランターなので、初心者の方にもおすすめですよ。
お庭の間仕切りとしても活躍するので、ぜひ活用してみてください!
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