2016.9.26 / Roseスタイリング
『私とバラのいい関係 (*´艸`) 』へようこそ~♪
先日の台風はすごい雨風でしたが
皆様、ご無事だったでしょうか。
バラが元気なら折れた枝は
悲観することはないですよ♪
きっと、元気なサイドシュートがあがってきます。
でも、台風の雨風は、ふだん土の中にいるような
病原菌も一緒に運んでくるので要注意。
台風が通り過ぎたあとは、
上から下から水道シャワーをかけて
サッパリ洗ってあげるといいですよ♪
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【9月にメアリーが行うお世話】
□ 台風後の水道シャワー
□ 月1回の追肥と、
土母(どうも)250倍液の灌水
□ 満月ねらって、ローズディフェンス散布
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そうすれば、
来月には、きっとたくさんの秋バラが~ ヽ(*´∀`)ノ
さて、秋の台風といっしょにやってくるのが...
来春のバラ苗予約の季節ヽ(*´∀`)ノ
多くのバラ専門店では9月~12月に
苗の予約販売を行います。
1年で一番多くの種類が出揃うこの季節。
アレも好き、コレもステキ~♪♪ヽ(*´∀`)ノ
町で、目の下にクマができている人を見かけたら
バラのネット検索で睡眠不足になっている
ロザリアンかもしれません ( ̄∀ ̄)
人気投票に名前があがってくるようなバラ苗は
早々に「売切れ」になることも多いので、
一刻も早く予約をしたいところですが、
欲しいバラが多すぎて、
これが、なかなか決められないんです~(つд⊂)
でも、みなさん、
バラのお見合い写真に見とれて
苗の形状を見てなかった...
なんて方、いらっしゃいませんか?
新苗、裸苗、大苗、長尺苗...
バラ苗には、いろんな形状があります。
お値段だけで選んで、苗が届いたら
ナニコレ <(゚Д゚ll)><(ll゚Д゚)> ナニコレ
と、あわてないように
ちょこっとお勉強しておきましょう♪
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「新苗」は生まれたばかりの赤ちゃん苗
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日本で流通しているバラ苗は
ミニバラを除いて、ほとんどが「接木苗」。
品種改良を繰り返したバラを
より丈夫に育てるために
日本の気候でほうっておいても強健に育つ
「ノイバラ」に接木して育てるんです。
接木作業は、12月~2月頃に行われて
養生したあと翌年4月頃に届けられるのが「新苗」というわけ。
つまり、誕生したばかりの新人苗。
赤ちゃん苗っていったほうがいいかしら。
新苗は、体力をつけて株を大きく育てるために
一般的には、秋頃まで蕾を摘み続けます。
つまり、4月に届いても
春のお花を見るのはおあずけ!(つд⊂)
また、新苗は小さな赤ちゃん苗なので
環境を整えてきちんとケアしてあげないと
病気にかかりやすいです。
一方で、大苗に比べるとお安いですし
「最新品種」をいち早くゲットしたい方は新苗を予約!
(最新品種は春に大苗が流通しません)
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【新苗はこんな人にオススメ】
● 最新品種をゲットしたい
● ある程度、園芸の心得がある。
● 小さな苗からお世話して育てることにやりがいを感じる。
● 秋まで花を見れなくても平気!
● 日当たり、風通しのよい環境がある。
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大事に育てれば、1年後には
「大苗」と呼ばれる苗に成長しますヽ(*´∀`)ノ
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大苗には「裸苗」と「鉢苗」がある
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冬に接木して誕生した新苗を、畑に植え直し
蕾を摘みながら1年じっくり育てた苗が「大苗」。
9月に予約すると、12月~1月頃に畑から掘り起こされて
2月頃までに順次届けられます。
接木した時から計算すると、
まる1年たって、2年目に手元に届くので
「二年生大苗」と書かれていることもあります。
大苗には、「裸苗」と「鉢苗」があり、
同じ大苗でも「裸苗」のほうがお安いです ( ̄∀ ̄)ウシシ
しかし...
↑ これが裸苗。土はついていません!
ちょっとびっくりでしょ?
お安いなぁ~と思って注文したら裸苗が届いて
なんじゃこりゃぁ~ヽ(`Д´)ノ
と、びっくりされている方、毎年みかけます (*´艸`)
日本のショップでは、
ダンボール箱に入れて送ってくれるお店が
ほとんどですが、
イギリスでは、この姿のまま
紙封筒で郵送するのが普通みたいで、
イングリッシュローズのデビッドオースチン社から
写真の紙袋に入って裸苗が届いたときには、
私もびっくりしました\(◎o◎)/!
ちょっとドキドキする裸苗ですが
実はメリットがいっぱいなんですよ♪
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【裸苗のメリット】
●苗代が安く、たくさん購入するときには送料もお得!
●根が病気になっていないかすぐにわかる。
●鉢植えの場合は好きな土で植え付けできる。
●根量が多いので活着後のパワーがある。
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こんなにメリットが多い裸苗ですが
注意点もあります。
▲すべての苗で販売される訳ではない
▲裸のままずっとショップにおいておけないので
時期がくると鉢苗になってしまう。
(販売期間が短く、予約販売中心!)
▲届いたら、すぐに植え付ける必要があるので
不在がちの人、忙しい人には不向き
事前にお店の人に販売品種や
届く時期を確認しておき
裸苗を予約すると決めたら、
届いてすぐに植え付けできるように
鉢と土を一緒に注文しておきましょう (^-^)/!
忙しい方や、ちょっと裸苗を植え付ける自信がない...
という方は、鉢植えの大苗を予約 ヽ(*´∀`)ノ
鉢植えの大苗は、裸苗よりお高めですが
鉢にきちんと収まるように
プロが根をカットして植え付け発送してくれるので、
いつ届いても安心です♪
ただし! 8号以下の鉢に植えつけられていたら
↓ こちらの記事をクリック~♪
★バラの大苗が届いたら★
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すぐアーチ!即戦力の「長尺苗」
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さて、大苗についてお話しましたが
大苗は畑で1年間のびのびと育ったバラを掘り起こして
根と枝を短く切り詰めた苗。
せっかく のびのび大きく育ったつるバラも、
ガッツリ枝を切り落とされて
上の写真みたいな大きさで送られてきます。
もったいないですよねぇ~(つд⊂)
あそこまで短く切られてしまうと
つるバラらしい姿になるまで、
1~2年はかかります。
そこで...、
すぐにアーチに咲き誇るバラを楽しみたい!
そんな方のために、長くのびた枝を切らずに
届けてくれるのが「長尺苗」です。
苗のお値段も、送料もお高いですが
一番早く夢のアーチや壁面の光景を
を手に入れる近道♪♪
秋の夜長、カタログとにらめっこで
バラ選び楽しんでくださいねぇ~ヽ(*´∀`)ノ♪♪
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