2016.8. 1 / 寄せ植え
茹だる暑さの毎日ですね。
お庭しごとの時間、熱中症対策はされていますか?
コンクリートやタイルの上、ベランダなどは驚くほど高温になります。
プランターや鉢は直接置かず、鉢底を浮かせる工夫が必要ですね。
今回は、植物を空間にディスプレイする寄せ植えをご紹介したいと思います。
紐を結んで作られた「プラントハンガー」を使った4種です。紐の素材・色・編み方・結び方で様々なタイプがあります。
「プラントハンガー」とセットのプランター、それぞれにあう植物2ポットで寄せ植えを作ります。
■今回使用したプラントハンガーとプランター
カラフルなプランターと紐がセットになっています。
プランターはひび割れたように見える加工がかっこいいです!紐は編み方、結び方がそれぞれ異なります。
プランターと紐の相性はとてもいいです!
【Aタイプ】 プランターはグリーン、紐はアイボリーでコットン素材。
【Bタイプ】 プランターは白、紐は黒でポリプロピレン素材。
【Cタイプ】 プランターはブルー、紐は白でポリエステル素材。
【Dタイプ】 プランターはグリーン、紐はベージュで麻素材。
■使用植物
【Aタイプ】
・セネシオ ラディカンス バナナ
その名の通り、小さなバナナのような葉です。ツルが長いのでハンギングに最適。
・ペペロミア ロッソ
肉厚の葉には光沢があります。乾燥に強く、カーテン越しの明るい場所を好みます。
【Bタイプ】
・ダイギンリュウ
乾燥に強い。茎を切ると、乳状の汁が出てかぶれるので注意が必要です。
・フィカス シャングリラ ガジュマル
ツルが伸び、小さな葉が可愛いです。明るい室内で管理します。
【Cタイプ】
・アスパラガス プルモーサス ナナス 2株
霧吹きで水をかける葉水をすると葉の艶がよく生き生きします。
・ペペロミア
カーテン越しの明るい室内で管理します。乾燥には強いです。
【Dタイプ】
・トラディスカンティア ゼブリナ
葉色が美しく茎はほふくし良く分枝します。ハンギングに向いています。
・リプサリス ピロカルパ
CHIRO好みです!
カーテン越しの窓辺などで管理します。垂れて生長するのでハンギングに最適。
■その他材料
・珪酸塩白土
・活力剤(水で薄めて使います)
■作り方
【Bタイプ】
STEP1
プランターには鉢底穴が無いので、珪酸塩白土を1センチほど、土に肥料を混ぜた培養土はプランターの3分の1程度入れます。
植物は植え込むまで、活力剤を薄めた液にポットごとつけておきます。(AタイプからDタイプ共通)
根を軽くほぐしたダイギンリュウを配置します。根のほぐし過ぎには注意します。
STEP2
フィカス ガジュマルを株分けして、ダイギンリュウの周りに3箇所配置します。
株間に培養土を入れます。
STEP3
培養土を入れたら、棒などでつついて根と培養土を馴染ませていきます。(AタイプからDタイプ共通)
寄せ植え完成!!
【Cタイプ】
STEP1
珪酸塩白土と培養土を入れたら、軽く根をほぐしたアスパラガス プルモーサス ナナスを配置します。
STEP2
軽く根をほぐしたペペロミアを配置します。
培養土を入れたら寄せ植え完成です!!
【Dタイプ】
【Aタイプ】
さあ、プラントハンガーに寄せ植えをセットしましょう!
【Aタイプ】
【Bタイプ】
【Cタイプ】
【Dタイプ】
■ポイント
吊り下げてディスプレイするプラントハンガーの寄せ植えは、横に広がる形状や下に枝垂れる形状にすると見応えがあります。
植物を選ぶときの参考にしてください。
プラントハンガーに寄せ植えをセットするときは、プランターが中央にくるようにします。偏ると落下する恐れがあります。
株分けできる植物は株分けをして、散らして植え込むと繊細な寄せ植えになります。
■まとめコメント
寄せ植えをプラントハンガーで吊すだけで、違う表情になります。
植物の個性を引き立ててくれるプラントハンガー。
室内でも屋外でも、かっこよく飾りましょう!
CHIRO
■ガーデンスタイリングスタッフより
今回はプラントハンガーを使って、4種類の寄せ植えをディスプレイしていただきました。
プラントハンガーで吊るすだけで、寄せ植えを一段とおしゃれに魅せることができますね。
いくつか種類を集めてディスプレイするのも楽しみのひとつになりますよ。
暑い夏も花と緑のある暮らしを楽しみましょう。
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