2016.5. 9 / 寄せ植え
新緑が涼やかに街を彩る季節になりました。
植物の生育期です。グングンと生長してお庭や寄せ植えが大きく動きだしていると思います。
日々の変化を見逃さないように、植物の生長を楽しみましょう!
■今回使用したプランター
オーバル ガーデンポット バンビ
今回、使用するプランターはメルヘンチックなタイプのものです。
小さなサイズなので狭い場所にも置くことが出来ます。
鉢底穴はふたで閉められます。
お庭やベランダで楽しむ時にはふたを開けましょう。
明るい室内で楽しむ時にはふたをして根腐れ防止剤を敷いてから寄せ植えします。
立体的なバンビの向きを変えると少し表情が違って見えます。
明るく楽しい花色をチョイスして、おとぎ話の世界の寄せ植えを作ってみましょう!
■使用花材
・オレガノ オーレア
ライムイエローの香り高いハーブです。
とても丈夫で、剪定を繰り返してもどんどん葉が上がってきます。日当りを好みます。
・カレックス フロステッドカール
耐寒性の多年草です。華奢な細葉は寄せ植えの名脇役となります。
・ユーホルビア ポリクロマ
黄色と黄緑色の花と苞葉は美しいです。耐寒性のある多年草です。
・ジャメスブリタニア ベリンダパープル
小花が可愛い一年草です。日向を好みます。
■その他材料
・鉢底ネット
・鉢底石
・オルトラン(適量を土に混ぜます)
・活力剤(水で薄めて使います)
・バイオゴールド ストレスゼロの土
■作り方
STEP1
お庭で楽しむ為に、ふたを取り鉢底ネットを敷きます。
鉢底石はプランターの大きさや深さから、鉢底ネットが隠れる程度に少なめに入れます。
STEP2
肥料やオルトランを適量混ぜた培養土を、3分の1程度の深さまでいれます。
STEP3
カレックスを株分けします。
株元にハサミを入れ、根は絡まっているので優しく揺さぶりながら分けます。
STEP4
オレガノを株分けします。
株元が分かれているところを指で押さえて、優しく分けます。
STEP5
ジャメスブリタニアはから余分な土を落として、株元の混み合っている葉を取り除き風通しを良くします。
蒸れ予防になります。
STEP6
先ず、主役のジャメスブリタニアをプランターに配置します。
プランターのバンビが右寄りにあるので、主役の小花はやや左に配置して植物とプランターのバランスを取ります。
STEP7
ユーホルビアをジャメスブリタニアの右に配置します。
STEP8
3つに株分けしたオレガノは右端・左端・裏側に配置します。
STEP9
株分けしたカレックスは右前と左の裏側に配置します。
STEP10
培養土をプランターの縁から1センチ下まで入れます。
STEP11
割り箸や棒を使って、植物の間に隙間無く入れていきます。
培養土が沈んだら足しましょう。
STEP12
全体のバランスを見て、長過ぎる茎や花柄を剪定します。
それぞれの植物の境目がはっきりわからないように、茎や葉を軽く絡ませたり散らしていきます。
完成!!
■ポイント
小さなプランターに数株を寄せ植えする時には、植物同士が重なって蒸れてしまわないように注意します。
これからの季節、蒸れを防ぐことが大切です。
プランターの縁から下になる葉の部分には日が当たらないので、植え込む前に、葉を整理します。
カレックスは株分けしたら、少なめに散らすと軽やかな演出ができます。
■まとめコメント
プランターに個性がある時には、その個性を生かす寄せ植えを心掛けます。
プランターと寄せ植えのバランスが良ければぐっとセンスアップしますよ。
今回は可愛らしいバンビのプランターでしたので、大きな花ではなく小花を主役にしました。
『かわいい!』と言っていただける、おとぎ話の世界の寄せ植えでした。
CHIRO
■ガーデンスタイリングスタッフより
今回はバンビが特徴の白を基調としたプランターに寄せ植えをしていただきました。
小花を使用することによって、プランターの可愛らしさを活かした仕上がりになっていますね。
プランター自体に存在感がある為、花材を使わなかったとしても十分可愛く仕上がりますよ。
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