2016.9.13 / 寄せ植え
賑やかなセミの声から風情を感じるコオロギの声へ・・・。
朝晩が過ごしやすくなりました。
いよいよ秋のガーデニングシーズン到来です!
園芸店には秋の植物が並んでいますよ。
さあ、寄せ植えを作りましょう!!
■今回使用したプランター
ブリティッシュ調FRPプランター 横長M
「大人色のモダンな寄せ植え」の記事でも使用したブリティッシュ調FRPプランター横長Mです。
重厚感がありながら軽量なので扱いやすく、シンプルなデザインはどんな植物とも調和します。
2月の寄せ植えは冬の花材でモノトーン中心でしたが、今回の寄せ植えはマゼンタ色が映える秋の花材で作ります。
■使用花材
・ケイトウ(赤・ピンク) 各2株
夏から秋にかけて活躍する一年草です。こぼれ種で増えます。
稀に連作障害(続けて植物を育てると、生育不良を起こしたり病害虫が発生すること)を起こします。
寄せ植えで使用すれば、仕立て直しや植え替え時に土を入れ替えることで予防出来ますね!
・宿根ロベリア 3株
日当りを好みます。乾燥に弱いので注意しましょう。
・ペンタス スタークラスター 1株
暑さに強く丈夫です。寄せ植えに使い易い草丈とボリュームです。
・アメリカテマリシモツケ 1株
美しい銅葉は寄せ植えのアクセントに。
5月〜6月に咲く小さな半球状の白い花も、花後の赤い実も、晩秋の紅葉も鑑賞価値があります。
CHIROのお気に入りです!
・宿根バーベナ ハスタータ ピンクスパイヤー 2株
日当たりと風通しの良い場所を好みます。可憐なピンクの花は、寄せ植えを品良くまとめてくれます。
・アルテルナンテラ 1株
伸びすぎたり、草姿が乱れたら剪定しましょう。
・センニチコウ バディー ピンク 2株
晩秋まで楽しめます。暑さと乾燥に強いです。
・千日小坊 2株
日当たりか半日陰、排水の良い場所を好みます。
・ワレコモウ 1株
草丈が高いので寄せ植えでは後方に植えます。
穂当たりと排水の良い場所を好みます。
・ヒューケラ ブラックタフタ 2株
日当りから半日陰で管理します。
一年中カラーリーフとして楽しめます。
・コリウス コリセウム 1株
日当りから半日陰を好みます。乾燥に弱いので注意しましょう。
・ユウギリソウ 2株
黒い茎と紫色の花が美しいです。
CHIRO好みです!
・バロータ 2株
暑さに強いです。蒸れには注意しましょう。
ふわふわの葉がかわいいシルバーリーフです。
・ロータス コットンキャンディー 2株
線香花火のような華奢で柔らかいシルバーリーフ。
広がって伸びていくので、剪定で理想の形に仕立てましょう。
・ピットスポラム シルバーシーン 2株
小さな照り葉と黒い茎のコントラストが美しいです。
常緑低木なので、長く楽しめます。
■その他材料
・鉢底ネット
・鉢底石
・オルトラン(適量を土に混ぜます)
・活力剤(水で薄めてポット苗をつけます)
■作り方
STEP1
植え付けるまでの準備をします!
花材を並べて大まかな配置を決めておきましょう。
植え込むまで、活力剤を水で薄めた液にポットごとつけておきます。
プランターに鉢底ネットを敷き、鉢底石を底が見えない程度入れましょう。
土に肥料とオルトランを適量まぜ(以下、培養土)、プランターの深さ3分の2まで入れます。
STEP2
植え付けです!
先ずはプランター後方から、草丈の高いものをランダムに配置しましょう。
左からユウギリソウ、ケイトウピンク、ロベリア、ケイトウピンク、ワレモコウ、アメリカテマリ。
STEP3
ケイトウ ピンク前に少しずらして、今回の主役ケイトウ マゼンタを配置します。
STEP4
バーベナをユウギリソウとケイトウ マゼンタの間、アメリカテマリの前に配置します。
STEP5
ペンタスをケイトウ マゼンタとバーベナの間に配置します。
STEP6
ピットスポルムを左のユウギリソウの前と右のバーベナの前に配置します。
STEP7
バロータを左のケイトウ マゼンタ前に配置します。
STEP8
バロータの右横に千日小坊を配置します。
STEP9
センニチコウ バディー ピンクはプランター前方中央と右端に配置します。
STEP10
ロータス コットンキャンディーはプランター左前の角、右前角に配置します。
STEP11
コリウス コリセウムは前方中央のセンニチコウの後ろに。
STEP12
ヒューケラを千日小坊の左と右に、アルテルナンテラはセンニチコウの右に配置します。
株間に培養土を入れ、棒などで軽くつつきながら、根と培養土を馴染ませていきます。
傷んでいる葉を取り除き、不要な枝や茎は剪定して整えます。
STEP13
完成!!
■ポイント
大きなプランターの寄せ植えは大き目の花材を積極的に使って、ダイナミックに仕上げるとステキです。
花材の配置は整列させると花壇のようになります。
ランダムに、互い違いに配置することを心がけましょう。
ワンランク上の寄せ植えになります。
■まとめコメント
今回は2月に制作した寄せ植えで使用したプランターをリユースしました。
季節も花材も配色も異なります。
是非、両方ともご覧になってください。
濃いグレイのプランターとマゼンタ色は、配色の相性がとてもいいです!
例えるなら、濃いグレイのワンピースにマゼンタ色のコサージュ、ステキですよねっ。
目に留まったお気に入りの配色を参考に、寄せ植えの配色を考えると失敗が少ないはず。
大きなプランターでダイナミックに寄せ植えを作ってみましょう!!
CHIRO
■ガーデンスタイリングスタッフより
以前、「大人色のモダンな寄せ植え」では早春の植物を使ってシックに寄せ植えをしていただきましたが、今回はマゼンダ色を取り入れて秋色の寄せ植えに仕上げていただきました!
門灯の下の設置したことによりやわらかい雰囲気が出て、とても素敵です。
秋の夜長にもぴったりの寄せ植えですね。
季節にあわせて寄せ植えを楽しみましょう。
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