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専門家「風景」をつくるガーデニング術

充電式小型除草バイブレーターを使ってみて

居場英則

今回も、ディノスさん取り扱い商品を、実際に使わせていただいてのレポート記事を書いてみたいと思います。

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今回使わせていただいたのが、こちら↑。

【ムサシ】充電式小型除草バイブレーター(本体)です。

コードレスタイプで、刃先を震わせて雑草を抜くという優れものです。

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箱から中身を取り出して並べてみました。

黄色いハンディタイプの本体と、高炭素鋼の刃とそれを本体に接続するための工具(六角棒レンチ)、

それに専用の充電ケーブルです。

ディノスさんのサイトに掲載されているこの商品のセールスポイントを紹介すると、

「振動を使って、雑草を根こそぎ綺麗に!軽量で力いらず。その後の雑草も生えにくい。

カマや手では抜けない雑草の根を、毎分2,300回の振動でふるわせ、片手でラクラク抜くことができます。

根こそぎ処理できるので、一度作業すれば長期間生えづらいのもうれしい。」とのことです。

また、毎分2,300回の振動で、力いらずで楽に雑草が抜ける上、雑草を抜いたあとの処理も楽。

刃物ではないため安全で、使用に際し手が汚れない、砂利に地面に生えた雑草も抜け、石が飛びにくい、

充電式で小型・軽量(約550g)のため持ち運びも便利なハンディタイプ、と言った特徴もあるとのことです。

満充電まで約4時間で、連続50分使用できるようです。

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こちらが、雑草を引き抜く刃先です。

いわゆる鎌やナイフのような形状ではなく、熊手のような形をしているのが特徴的です。

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黄色い本体から突き出ている金属のパーツに噛み合わせて留める仕組みになっています。

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付属の六角棒レンチを使って、刃(熊手)を締め付けて本体に固定します。

組み立ては以上です。

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続いて、充電ですが、黄色い本体の底の部分に充電用の穴が開いています。

グレーのパッキンを開けると充電用の接続口が出てきます。

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本体を動作させるのは、本体の側面についているこちらのボタンです。

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実際に庭で使う時は、コードリールに充電コードを接続して、満充電にしてから使っています。

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今回、除草するのは、こちら。

我が家の前庭、シンボルツリーのアオダモやつるバラ、木立性のバラを植えている花壇です。

株立樹形のアオダモが邪魔になって、株元の雑草を抜きにくいエリアで、

少しサボるとあっという間にカタバミが繁茂してしまいます。

カタバミは厄介な植物で、繁殖速度が早いことに加え、直根性で、根を抜き損なうと

また次から次へと繁茂してしまうため、しっかりと根まで除去する必要があります。

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満充電になった本体を実際に使ってみます。

起動するために、ボタンを押しましたが、動かない。

あれ?っと思いましたが、よく見ると「長押し」と表記があります。

誤作動を防ぐためでしょうか、安全性も考慮して、2秒ほど押し続けないと動かない安全設計になっています。

この辺りもよく考えられた商品だと思います。

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カタバミの密集エリアに刃先を差し込みます。

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写真では、実際に刃先が振動しながら、カタバミ(雑草)を抜いている雰囲気を伝えにくいのですが、

商品説明にあったように、本当に力いらずで、雑草をかき集めるように、抜いてくれます。

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一人で作業をしながら写真を撮っているので、うまく撮れていないのですが、

くの字型にカーブした刃先に引っ掛かるように雑草がどんどん抜けていきます。

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このように刃先に雑草が引っかかって抜いていきます。

この写真では、直根性のカタバミの根は抜けておらず、地上部だけが引きちぎられているように見えますね。

うまく刃を引っ掛ければ、根まで一気に抜くことができます。


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また、土の中に残ったカタバミの地下部(根)の部分は、刃先を土に差し込んで耕すように引けば、

土の中の根もキレイに除去できます。

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短時間であっという間に、これだけのカタバミを抜くことができました。

ちゃんと根まで抜けているのが分かると思います。

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このエリアには、バラを植えているのですが、バラの株元付近に生えている雑草もうまく引き抜けました。

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また、この花壇には、雑草対策に宿根草のアジュガを植えています。

そのアジュガのちょっとした隙間にも、カタバミは侵入して、根を張っています。

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そのカタバミも残さず、根こそぎ除去します。

刃先が小さいので、ピンポイントで雑草を駆除できるのも、このマシンの良いところです。

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実際に使ってみて、特に良かった点は、まず軽いこと、そして全く力いらずということ。

雑草とりの概念を覆すような使い勝手で、今後とても重宝しそうです。

みなさんもぜひ一度使ってみてはいかがでしょうか?


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居場英則

『進化する庭、変わる庭』がテーマ。本業は街づくりコンサルタント、一級建築士、一級造園施工管理技士、登録ランドスケープアーキテクト(RLA)。土面の殆どない庭で、現在約120種類のバラと、紫陽花、クレマチス、クリスマスローズ、チューリップ、芍薬等を育成中。僕が自身の庭を創り変える過程で気づいたこと。それは、植物の持つデザイン性と無限の可能。そして、都市部の限定的な庭でも、立体的な空間使用、多彩な色遣い、四季の植栽の工夫で、『風景をデザインできる』ということ。個々の庭を変えることで、街の風景も変えられるはず…。『庭を変え、街の風景を変えること』が僕の人生の目標、ライフワーク。ーー庭を変えていくことで人生も変えていくchange my garden/change my lifeーー

個人ブログChange My Garden

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