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専門家「風景」をつくるガーデニング術

キュートなフォルムのベランダサンダルを使ってみて

居場英則

6月も半ば、梅雨入りしました。

あっと言う間に過ぎ去った今年のバラシーズンは、例年とは違ってコロナ禍の中で

静かに終わってしまった感が拭えません。

それでも一年間、丹精込めて世話をしてきた成果が現われるシーズンでもあるので、嬉しさもひとしおでした。

バラの次は、紫陽花。

我が家の庭は今、鉢植えの紫陽花たちが咲き誇っています。

そんな梅雨の紫陽花の庭に似合うガーデンアイテムを使わせていただいたので、ご紹介します。

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今回使わせていただいたのが、こちらの↑商品。

ベランダサンダル2足組」です。

ディノスさんの最新カタログ「GARDEN STYLING Vol.39 2020-2021」に掲載されていた商品で、

コロンとした可愛いフォルムがとても印象的なガーデンアイテムです。

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詳しくは後述しますが、色だけでなく、「クローズドソール」と「オープンソール」という機能の異なる

2種類のサンダルがセットになっています。

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実は、このサンダル、昨年2018年の「グッドデザイン賞」を受賞している商品なのです。

僕も本業である建築コンサルタントの仕事で、過去に何度か「グッドデザイン賞」を受賞したことがあるのですが、

単にデザインが美しいとかではなく、そのデザインが機能性と両立し、何か社会にインパクトを与えることが

評価されての受賞だと思います。

そういう意味で、「グッドデザイン賞」を受賞している商品は、是非使ってみたくなります。

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パッケージから取り出して並べてみました。

サイズは、M(24.0〜24.5)、L(25.0〜25.5)、LL(26.0〜26.5)の3種類があり、

僕はLLサイズを使わせていただきました。

女性をターゲットにした商品であると思いますが、LLサイズなら、十分男性でも履けると思います。

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後ろから見たところ。

左側の黒いサンダルが「クローズドソール」(クローズドソールはブラックの他にもグレー色があります。)、

右側の白いサンダルが「オープンソール」です。

見た目は色の違いだけしかありませんが、その機能性の違いについては、このあとご説明します。

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「クローズドソール」タイプのブラック色のサンダル。

黒い部分の素材は合成皮革ですが、なかなかの質感があります。

一切の装飾を排除したシンプルなデザインはとてもファッショナブルで、ガーデンユースだけでなく、

タウンユースやオフィスユースとしても十分使えると思います。

かかとにあしらった茶色いレザータグが、脱ぎ履きをサポートしてくれるので便利です。

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こちらは、「オープンソール」タイプのホワイト色のサンダル。

「オープンソール」タイプは、このホワイト色だけになります。

つま先が上がった、つまづきにくい形状が特徴です。

純白で清潔感があるので、クリニックなどの医療現場とかでも使えるのではないでしょうか?

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地面に置いてみました。

我が家の中庭は今、鉢植えの紫陽花が満開です。

紫陽花の他に、斑入りのギボウシの鉢植えも並べ、ジメジメとした梅雨の季節の中でも

涼しげな風情を演出しています。

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後ろ側が見えるようなアングルから撮ってみました。

梅雨のような蒸し暑く、雨が多い季節には、蒸れるガーデンブーツより、気軽に履けて、水にも強いサンダルが

とても便利です。

見た目にも軽やかで、梅雨時期のガーデン作業が楽しくなります。

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真上から見下ろしたところ。

このコロンとした可愛らしいフォルムが際立っています。

無骨なデザインが多いガーデングッズの中では、とても珍しいアイテムだと思います。

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早速、履いてみました。

可愛らしい足のモデルさんなら良かったんですけど、ご容赦下さい(汗)。

しっかりとしたソールで、とてもフィット感があります。

黒の質感がよく、ガーデンアイテムというより、タウンユースの方が向いているのではないかと思うほどです。

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こちらは白い方。

包み込まれるようなフィット感があります。

まさに医療現場などにピッタリな印象です。

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このホワイト色のサンダルは、「オープンソール」タイプで、通気性や水はけに特化した機能を持っています。

見た目にはブラック色の「クローズドソール」タイプとほとんど変わりありませんが、

かかとに近い場所に穴が開いていて、ソールに溜まった水が排水されるような構造になっています。

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サンダルの裏側にその違いが分かります。

こちらは「オープンソール」タイプ。

かかと部分の穴が底まで貫通しているのに加え、つま先側半分にたくさんの穴が空いていて、

排水性と通気性が確保された構造になっています。

水遣りなどの庭作業でサンダルに水が掛かっても気にしなくても良いので便利です。

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一方、こちらは「クローズドソール」タイプ。

こちらは、インソールや底に穴がないタイプ。

しっかりとした履き心地のサンダルです。

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如何でしたでしょうか?、このベランダサンダル。

コロンとした可愛らしいデザインのみならず、通気性・排水性の異なる2つのタイプがあり、

使用用途によって使い分けることができるのも良い点です。

2足組なので、別々のサイズの組み合わせで注文もできるようです。

また、「クローズドソール」タイプは、ブラック色の他にもグレー色の設定があり、

サイズに加え、色の組み合わせもできるようになっています。

詳しくは、ディノスさんの商品サイトをご確認いただけたらと思います。

じめじめした梅雨シーズンにこそ、この履き心地の良い「ガーデン(ベランダ)サンダル」を使ってみては

如何でしょうか?


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居場英則

『進化する庭、変わる庭』がテーマ。本業は街づくりコンサルタント、一級建築士、一級造園施工管理技士、登録ランドスケープアーキテクト(RLA)。土面の殆どない庭で、現在約120種類のバラと、紫陽花、クレマチス、クリスマスローズ、チューリップ、芍薬等を育成中。僕が自身の庭を創り変える過程で気づいたこと。それは、植物の持つデザイン性と無限の可能。そして、都市部の限定的な庭でも、立体的な空間使用、多彩な色遣い、四季の植栽の工夫で、『風景をデザインできる』ということ。個々の庭を変えることで、街の風景も変えられるはず…。『庭を変え、街の風景を変えること』が僕の人生の目標、ライフワーク。ーー庭を変えていくことで人生も変えていくchange my garden/change my lifeーー

個人ブログChange My Garden

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