先月 10月30日に、イングリッシュ・ガーデン・ツアー2025 報告会を開催させていただきました。会場となった池袋コミュニティカレッジには、ご参加をくださった皆様がお集まりくださり、ちょっとした同窓会。
その内容は....
ロンドンへ6日早く入り事前に訪問した分も含め....、だけでなく、2022年最初のツアー開催の時からの、これまでの海外ヨシヤ・ツアーの歴史を集めた600枚以上の写真。
編集に多くの時間がかかったのですが、それも足らず。できれば総集編、リバイスドバージョンを開催したいほどなのですが、
その内容は、結論として、
現在の私たちが抱えている問題。私自身がガーデンデザイナーとして、最重要課題と考える庭のあり方。
年々気候が変化する中、ガーデナーはどのように気候変動に適応し、気候変動を少しでも抑えられるのか?これまでとは異なる方法を含め、私たちは、新しい条件に適した植物やガーデニングテクニックを探し出し、選び、提案する必要がある。
kew garden のCarbon garden
それを、ガーデンの最高峰。世界でもっとも美しく園芸的で、絵画的なイギリスの庭に学ぼうというツアーの行き先。そこへ、なぜいくのか。という提言。
しかし、なかなか思っていることを 順序よく話すの、簡単ではないですね。
Kew garden の『The Delos』
最新のガーデンと数百年変わらぬ庭。新旧の両方をどう見るか。
その見方を、今後も同時の目線で。と思いますが、端的に言葉にしていくのはそう簡単ではありませんね。
すでにこちらのブログには、
Gravettye Manor イングリッシュガーデンの父ウィリアム・ロビンソンの自宅だった館と庭
のことを書きました。↑写真は Gravettye Manor の早朝
London Wetland Centre ロンドン・ウェットランド・センター ロンドンの都市部にありながら豊かな自然と野生生物を体験できる、世界的にも珍しい都市型自然保護区。雨庭やビオトープなど。
Gresgarth Hall Garden, Lancashire アラベラ・レノックス=ボイド(Arabella Lennox-Boyd)世界的に高く評価されるガーデンデザイナーのプライベートガーデン訪問
LEVENS HALL 1694年から変わらぬトピアリーガーデン
Mayfield Park 荒廃した旧工業用地ブラウンフィールドが2022年9月に持続可能な緑の公園、メイフィールド・パークとなって開園。近くのホテルに泊まったのでみんなで朝のお散歩。楽しい記念写真でした。
RHS Bridgewater 21 世紀を代表する英国のガーデン・デザイナー、トム・スチュアート=スミスがマスタープランを設計。RHS ガーデンとしては、ウィズレー(サリー)、ローズムーア(デヴォン)、ハイド・ホール(エセックス)、ハーロウ・カー(ノース・ヨークシャー)に続く5番目で最新のガーデン。
これからの候変動に対応する砂利や砂の土壌環境の乾燥に強い植物が中心の
パラダイスガーデンに注目。
今回は初めての秋の訪問でアスターやロジャージア(紅葉しているシードヘッド!日本名はユキノシタ科ヤグルマソウ属の宿根草ヤグルマソウ)
NT Castlefield Viaduct マンチェスターに生まれた鉄道高架橋利用のガーデン
Grey to Green シェフィールド 都市緑化計画「グレー・トゥ・グリーン」は、シェフィールド市議会が策定した画期的な環境・経済開発戦略で、以下の3つの主要な課題でスタート。裁判所やビクトリア・キーズを含むキャッスルゲート地区を市内中心部の他の地域と再接続する必要性、大量の不要となった自動車専用道路を再利用する必要性と、2007 年 6 月の洪水がキャッスルゲートに与えた深刻な影響から、英国最長の「グリーン ストリート」回廊が完成。最大規模の改修型持続可能な都市排水計画 (SuD) であるこの道路は、都会の環境に安らぎを与える避難所を提供し、舗装されたエリアをサイクリングやウォーキングを奨励する緑の公共スペースに変えました。
このプロジェクトは気候変動、健康、経済投資を考慮して設計されており、地域をより魅力的に見せるだけでなく、健康的で持続可能な未来の基盤を築くことにも役立てます。植栽デザインはナイジェル・ダネットとザック・チューダー。
Haddon Hall 900 年の歴史を誇る邸宅 (ガーデンデザイン Arne Maynard)
ですが、案内のおばさまのお話しが館や家族の歴史に集中したため
なんだかみなさまには少し退屈な思いも??途中なんどか、お話よりも庭が見たいとお伝えはしたのですが、チャーミングな方で結局最後までご一緒に!?
と、ここまで書いて、この続きはまた次へ!
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