2016.4.26 / ベランダをガーデンにかえる4つのステップ
いよいよ最後のステップ「収納」をみていきましょう!
使っていないプランターや用土、ガーデニングツール類などを出しっ放しにてしまうと、ベランダがあっという間に物置状態になってしまいます。
見せたくないものを隠しつつ、空間になじむ収納スペースを確保することが必要です。
市販されている木製やアイアン製のガーデン用ラックなどは、収納庫兼鉢台として使えるものが多いので、ディスプレイを楽しむように収納してもよいでしょう。
好みのものがなければインテリアで使うものに防水加工を施したり、サイズに合わせて手作りしてもOK!
また、最近のベランダには必ず設置されている室外機など、無機質な構造物も隠してしまいたいですよね。
収納を兼ねた室外機カバーなども要チェックです。
● 収納庫兼鉢台
用土や肥料など容量の大きなものを入れられる扉つきの収納庫が便利。
天板部分には、鉢を並べたり、デザインに凝ったガーデニングツールを置いても絵になります。
アイアンやスチールのラックはオープンタイプが多いので、カゴや木箱を活用して用土などを収めて。
● 魅せる収納
ジョーロやはさみなどのガーデニングツール類は毎日使うものなので、いちいちしまうのが面倒なことも。
壁掛けにしておけば場所も取らず、見た目にもすっきり。
デザインに凝ったものを吊るして並べれば壁面の彩りにもなります。
● 室外機カバー
素材や付属の機能が異なるものが多数揃っています。
上段が収納庫になっていたり、鉢台に活用できる仕様になっていたり、ハンギングスペースに活用できたりと、目的に合わせて選ぶことができます。
■ 収納アイディアバリエーション
限られた空間のベランダではデッドスペースの使い方がポイント。
絵になる景色を意識しつつ、上手に収納場所として使いましょう。
見せたいツールをハンギング
給湯器カバーと一体化したフェンスには、普段使いのツールをハンギングして。
'魅せる'ことを意識した雑貨選びも重要。
縦の空間を上手に活用
木製のラダーを棚に見立てて、収納兼ディスプレイを楽しむ。
縦にのびるアイビーと相まってナチュラルな印象に。
ベンチ下は収納スペースの穴場
小さなベンチの下には、ワイルドストロベリーのコンテナを収めて。
アンティークのジョーロも定位置としてなじんでいます。
「床」「壁」「植栽」「収納」の4つのステップに分けてベランダを居心地のよい空間に変えるヒントをご紹介してきましたが、如何でしたか?
使用する床材やプランター、ガーデニングツールひとつでベランダの雰囲気がガラッと変化します。
ぜひ、お気に入りのアイテムを見つけて素敵なベランダガーデニングライフを過ごしてくださいね。
BACK NUMBER
step1 床材~植物も自分も居心地よくなるためのファーストステップ~
step2 壁~素材、デザイン、色が空間の印象を決定づける~
step3 植栽~狭くても、地植えでなくてもここまでできる!~
step4 収納~必要な資材を上手に収めて、魅せる空間演出を~