2023.1.23 / YouTube「植物遊戯7チャンネル」つるバラ誘引風景ガーデニング術自宅ガーデン
昨年末から、我が家のバラ庭のつるバラ誘引作業を始めています。
例年、こちらのディノスさんのブログ記事でも、我が家のバラ庭のつるバラ誘引について、
ビフォー&アフターでその様子をご紹介させていただいているのですが、
今年は少し趣向を変えて、動画で我が家のつるバラ誘引の様子をご紹介したいと思います。
昨年春から始まった、関西発の園芸YouTubeチャンネル「ショクナナ!植物遊戯7チャンネル」にて、
これまでに我が家のバラ庭の開花期の様子など、いくつものコンテンツ動画を配信させて
いただいていますが、ようやく、つるバラの誘引風景を動画でお伝えできることになりました。
これまでの静止画(写真)でのつるバラの誘引作業の紹介は、途切れ途切れの状態でしか
表現できないため、なかなか誘引のコツやポイント、僕がこだわっている部分など、
上手く伝えられなかったのですが、やはり動画になると、実際の誘引の仕方、テクニック論だけでなく、
むしろ、手こずっている様子など、静止画ではなかなか表現できなかった作業の裏側まで見ていただけます。
ただ、実際には、つるバラの誘引作業はかなりの時間も掛かりますし、
それを最後まで付き合って撮影して下さる方がいて、さらにその長い時間撮影した動画を
見やすいように編集していただくところまで、映像のプロの方にやってもらえるというのは、
なかなか機会のないことです。
一人で自作自演するというのは、ほぼ不可能なので、このような機会をいただき、
大変ありがたく思っています。
つるバラ誘引作業の第一回目の動画は、我が家の前庭、建物外壁面を使ったダイナミックな誘引作業を
見ていただこうと思います。
実際の作業の様子は、YouTube動画をご覧いただければと思いますが、
どんなことをやっているか、ダイジェストで何枚かの写真を使ってご紹介しておきます。
今回の前庭のつるバラ誘引動画では、大型のつるバラ、チェビー・チェイス、パレード、
ジャスミーナの3本を前庭に面した建物外壁面に誘引する様子をご紹介しています。
既に、壁面の左側、約1/3のエリアに、つるバラ3本(ブレイズ、フロレンティーナ、ヴァイオレット)の
誘引が終わった状態から、今回の撮影を始めています。
まずは、赤い小輪房咲きのランブラーローズ、チェビー・チェイスの誘引から始めます。
このバラ、枝の出方は素直で良いのですが、鉤(かぎ)状の刺が鋭く、枝同士が絡み合ってしまいます。
これらの枝をほぐしながら、誘引作業を進めていきます。
時々、壁面から離れて全体の様子を確認しています。
春の開花の時の咲き方も、もちろん重要ですが、僕の場合、開花期より長い、枝だけの状態(1月~3月)の
様子の方が気になるので、枝だけでも美しい風景になるよう、全体の模様(同心円状の波紋型)に
気を使いながら誘引しています。
チェビー・チェイスに続き、ラージクライマーのパレードを誘引しているところです。
今回の3本のつるバラは、どれも刺が鋭く、誘引が大変なバラばかりです。
特に、パレードを誘引するエリアには、シンボルツリーの株立ちのアオダモが植栽されていて、
壁との間にスペースがなく、身体が辛うじて入るような狭い空間での誘引作業になります。
高所での作業では、脚立を立てますが、この脚立を立てるのも一苦労です。
少し盛り土状になったアオダモの株元に脚立を立てます。
そこには宿根草のアジュがや木立性(シュラブ樹形)のイングリッシュローズも植栽しているため、
それらに影響が出ないように脚立を設置しますので、非常に不安定な状態で作業しています。
撮影ディレクターが、動画も撮影しながら、静止画(写真)も撮ってくれています。
脚立の高いところに登っての作業は危険を伴いますので、慎重に行っています。
我が家の前庭、建物の外壁面全体を使ったダイナミックな誘引の様子です。
写真ではなかなかうまく伝えられないので、是非、動画をご覧いただきたいです。
この日のつるバラ誘引作業も無事終わって、満足げに壁面を眺めているところです。
我が家のつるバラ誘引は、このメインの壁面からスタートで、まだまだ続きます。
庭の様々なシーンでつるバラを誘引していますので、今回は、なるべく多くのつるバラ誘引の様子を
見て頂こうと思っております。
次回は、前庭の「引き込み電柱を使った高所誘引」をご紹介したいと思っています。
乞うご期待!
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