2023.1.30 / YouTube「植物遊戯7チャンネル」つるバラ誘引風景ガーデニング術自宅ガーデン
今年2023年がスタートして、早や一ヶ月が経ってしまいました。
昨年末の12月から1月にかけては、バラの庭を作っているガーデナーにとっては、とても忙しい時期です。
この冬は、年末に予定外の仕事が入って、年末の庭作業が出来ず、我が家のつるバラ誘引作業は
例年より大幅に遅れています。
その遅れを取り戻すべく、週末の土日に、つるバラの誘引作業を急ピッチで進めています。
さて、今回のその我が家のつるバラ誘引作業の様子をご覧いただこうと思います。
前回、我が家のメインの風景、前庭の建物外壁面に大型のつるバラを誘引する作業の様子をご覧いただきましたが、
今回は、同じ我が家の前庭の、前面道路に面した敷地境界の隅にある、引き込み電柱へのつるバラ誘引作業を
ご紹介いたします。
作業の様子は、YouTube動画をご覧いただければと思いますが、どんなことをやっているか、
ダイジェストで何枚かの写真を使ってご紹介しておきます。
今回は、引き込み電柱を使って、ランブラータイプのつるバラを「ポール誘引」します。
かなりの高さまで、つるバラを引き込み電柱に巻き付けるため、普段使っているのとは別の、
スペシャルな道具を使います。
それがこちら↑、12尺タイプ(高さ、約3.6m)の梯子(ハシゴ)です。
一般的な家庭では、この大きさの梯子をしまっておくのも大変なので、僕は組み立て式のアルミ三脚を購入して、
数年前から使っています。
これなら、使わないときは3つのパーツに分割でき、コンパクトに収納できるので便利です。
使う時は組み立てが必要なので少し面倒ではありますが、このロング梯子を手に入れてからは、
結構な高所作業も可能になりました。
この12尺(高さ・約3.6m)の組み立て式梯子を立てるとこんな感じになります。
我が家の前庭のシンボルツリーの株立ちのエゴノキが、約5mの高さがありますが、この梯子を使えば、
エゴノキの剪定も、以前よりはずいぶん楽にできるようになりました。
肝心のつるバラを誘引する「引き込み電柱」は、画面右端にあります。
引き込み電柱の高さは、約6mくらいはあるでしょうか?
そのかなり高い位置まで、つるバラをポールに巻き付けて誘引していきます。
まずは、引き込み電柱の下のから誘引を始めます。
ここでは、隣地境界のブロック塀の上に乗って作業しています。
梯子よりはマシですが、それでも1.5mくらいの高さのブロック塀の細い天端の上での作業は気を使います。
ある程度、下の方の誘引が終われば、いよいよこの12尺のロング梯子に登っての作業です。
かなり揺れますし、梯子の先の方での作業はかなり怖いです。
12尺の梯子と言っても、一番先端までは使えません。
梯子で体を支えたいので、最上段の数段下まででとどめています。
下からのあおりのアングルで見ること、こんな感じ。
引きで見ると、こんな感じです。
3m弱の高さでの作業でも、上から下を見るとかなりの高さ感があります。
足場が狭く、作業の地上でつるバラを誘引するのに比べると、圧倒的に難度が高いです。
この引き込み電柱に誘引しているつるバラは、小輪房咲きのランブラー品種のチェビー・チェイスという赤いバラ。
枝は細くしなやかですが、鉤(かぎ)状の刺がきつく、枝と枝が絡まって、非常に作業がしにくいのです。
一般的なオベリスクのような、らせん状にポール巻き付けるのが難しく、それでも苦労しながら
緩やかならせん状に誘引するよう心掛けています。
この引き込み電柱へのつるバラの誘引が完了しました。
動画の本編でも解説していますが、我が家では数年前に、スマートメーターに取り換えたので、
遠隔操作で電機の使用量を測定できるため、
この引き込み電柱に取り付けられた計測器の小窓をバラの枝葉で塞いでも支障はないのです。
玄関アプローチにある、この無粋な引き込み電柱をつるバラで修景することができるので、効果が大きいです。
このような感じで、引き込み電柱を使った「つるバラのポール仕立て」の作業の様子を紹介しています。
ご興味のある方は、動画の方も見ていただけましたら幸いです。
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