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ガーデンスタイリング

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人気ブロガー「風景」をつくるガーデニング術

パーフェクトプランツ・ギボウシ(ホスタ)に見い出す美

ひで

ひとつ前の記事で、「我が家のシェードガーデンとギボウシの庭」と題して、ここ数年傾倒しているギボウシに

ついて、我が家の「ギボウシの庭の変遷」について書かせていただきました。

今回はその続き、第二弾として、「パーフェクトプランツ」と呼ばれるギボウシ(ホスタ)という植物の中に見る

「美しさ」にフォーカスして、僕が撮影した写真とともにご紹介したいと思います。

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ギボウシは、キジカクシ科リュウゼツラン亜科ギボウシ属(学名:Hosta)の総称で、東アジアの山間の湿地などに

自生する多年草(宿根草)で、日陰でもよく育つ上、葉色や草姿が美しく、花も咲き、育てる手間もかからず、

病害虫にも強いため、「パーフェクトプランツ」とも呼ばれています。

アジアの中でも特に日本に数多くの種類が自生していて、これらが欧米に渡り、多くの改良品種が作られています。

たくさんの園芸品種があり、葉のサイズや色、斑入り、花色、香りなど、バリエーションが豊富です。

今回は、そんなギボウシ(ホスタ)という植物そのものにフォーカスし、季節や品種の違いによる魅力に迫って

みたいと思います。

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こちらは、4月上旬のギボウシ。

地上部がなくなって越冬しますが、春になると再び芽を出します。

破竹のような細い芽がいくつも立ち上がり、ワクワクします。

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間もなく、立ち上がった芽がほどけ、葉が展開し始めます。

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シェードガーデンのあちこちで、芽吹きが始まり、まさに生命の神秘を

感じる時です。

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特に、斑入りのギボウシの葉が展開し出す時は、その美しさが倍増します。

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雨後の竹の子のように、一斉に芽吹きが進んでいきます。

親鳥に餌をねだるヒヨコのようにも見えるのが面白いところです。

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葉にでこぼこの凹凸がある品種の若葉に光が当たり、クリスタルガラスのように見えます。

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同じ位置から、しばらく定点観測してみます。

白い砕石の間から、新芽がいくつも上がって来ています。

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外側に白い斑の入った小さな葉っぱが美しく開きました。

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さらに成長して、こんもりと美しい葉形に広がりました。

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こちらは、また別のスジギボウシ。

葉が展開し出した時は、生まれたばかりでまだ葉が少しカールしています。

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しばらくすると、四方に葉が美しく広がっていきます。

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アップで見ると、この美しさ。

全体は明るいミントグリーンで、その中に濃いグリーン、淡いグリーン、白に近いグリーンがストライプ状に並ぶ

見事なグラデーションが清涼感を誘います。

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さらに進むと、白とグリーンのコントラストがはっきりして来て、

とても美しいです。

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ギボウシは、葉だけが鑑賞対象ではなく、6月~7月にかけて、花茎をのばし、

淡い紫色~白い花を付けます。

中は、香りのある花を咲かせる品種もあります。

6月の紫陽花が終わって、花の少ない時期、ギボウシの爽やかな花は庭の主役になります。

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ギボウシの魅力は何と言ってもその葉のバリエーションの豊かさ。

こちらは、濃いグリーンの葉に大きな凹凸が現れる品種。

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横から見ると、こんな感じ。

葉の美しさに魅了されます。

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同じような写真ですが、さらにもう一枚。

地面に這うように葉を広げていますが、とても存在感があります。

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こちらは、「ハルシオン」という品種で、葉の青さが際立つ品種。

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青みがかったグリーンが、庭の中でひと際目立ちます。

葉脈も浮き出て、とても美しいギボウシです。

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こちらは、「黄金丸(こがねまる)」という園芸種で、葉の色がかなり明るいグリーンです。

光の当たり具合で、もっと黄色くも変色します。

ギボウシは、品種によっては日射量によって葉色が変化する特徴があります。

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こちらは、大型のギボウシで、「寒河江(さがえ)」という品種。

山形県の寒河江市で選抜された品種で、巨大な葉が特徴的で、人気のギボウシです。

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大きな葉に、雨露が溜まった様子です。

表面張力で、玉のような球体になって葉の上に散らばっています。

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蓮の葉に溜まる水滴のようです。

大型品種ならではの楽しみ方のひとつです。

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一方、こちらは「春風」という園芸種。

とても小さな葉で、まるで盆栽のようです。

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横から見たところ。

小さな鉢で育てていますが、こういうミニチュア品種はコレクター心をくすぐります。

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うまく環境に慣れ、定着すると、大株に育ってくれます。

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ボリュームもどんどんまして、一株でも十分風景をつくれるくらいのパワーがあります。

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株立ちの高木の殺風景な足元(株元)を一株でカバーしてくれます。

グランドカバー的な使い方もできます。

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こちらは、我が家の建物北側にある「裏庭」。

ほぼ終日日影の暗い場所ですが、それでも全く問題なく生育してくれる強い植物です。

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そして、晩秋。

葉は黄葉し、次第に枯れて地上部は何もなくなってしまいます。

つるバラの誘引などの冬の庭作業時には、地上部がなくなるので、作業もしやすく、とてもありがたい植物です。

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そして、また春。

小さな芽が地上部に顔を出します。

一年を通して、様々なシーンを彩ってくれ、楽しませてくれます。

その一方で、バラと違ってほとんど手のかからない、まさに「パーフェクトプランツ」なのです。


如何でしたでしょうか?、ギボウシの魅力。

普段あまりにも近いところにあって、その魅力に気づかれないことも多い植物ですが、

是非、そのポテンシャルの高さをあらためて見直して見られてはいかがでしょうか?


次回は、ギボウシシリーズの第三弾(最終回)、「僕のギボウシコレクション」と題して、

我が家にある多種多様なギボウシのコレクションをご紹介しようと思っております。

乞うご期待ください。


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ひで

『進化する庭、変わる庭』をテーマに、庭歴5年目。本業は街づくりコンサルタント、一級建築士、一級造園施工管理技士、登録ランドスケープアーキテクト(RLA)。土面の殆どない庭で、現在約120種類のバラと、紫陽花、クレマチス、クリスマスローズ、チューリップ、芍薬等を育成中。僕が自身の庭を創り変える過程で気づいたこと。それは、植物の持つデザイン性と無限の可能。そして、都市部の限定的な庭でも、立体的な空間使用、多彩な色遣い、四季の植栽の工夫で、『風景をデザインできる』ということ。個々の庭を変えることで、街の風景も変えられるはず…。『庭を変え、街の風景を変えること』が僕の人生の目標、ライフワーク。ーー庭を変えていくことで人生も変えていくchange my garden/change my lifeーー

個人ブログChange My Garden

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