お庭からベランダ、エクステリアなどガーデニング回りをスタイリッシュに演出

 

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中之条ガーデンズに完成したスパイラルガーデンは、かなり広大な庭です。

当然、手潅水での水やりには限界があり、ひとりのガーデナーが必要十分な水やりをするなら、

丸一日かかるでしょう。

何人かで手分けするにも、大変な手間です。自動潅水の点滴潅水システムを導入すべきだったか。

今も、悩むところありますが。

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私が選んだのは、水が好きな植物を選ばないこと。(湿地の箱根とは逆のセレクト!)

もちろん

完全に乾燥に強いと言い切れる植物だけを植えるには、華やかさにかける心配があったので。

写真は八重のガイラルディア。夏の花、暑さに強い花。

それを、耐寒性宿根草なら前年の秋、一年草なら遅くとも5月中旬までには、植えて。

梅雨を経て十分に根を張らせることが必須でした。しかし....

ここ数日まったく雨が降らず、灼熱。

土を掘ってみても、10センチの深さでも土がカサカサでした。

それでも、35度超えの今日、ガイラルディアやルドベキアが元気に花を咲かせていたので、

嬉しく思ったものです。2〜3日まえに植えたばかりの花、若干水が必要なダリアのみ

選んで水やりをした次第。

IMG_4747.jpgのサムネイル画像

しかし、去年から植わっているアキレアなどは絶好調。

徒長もしないで安心な成長ぶり。

ジニアも倒れずに元気でした。(ジニアはそう乾燥に強いわけではありませんが、5月中旬に地植えしてあったので、今はかなり元気)

やっぱり、この場所に根を下ろして時間が経過した植物は安心です。

でも、しかし、いずれにしても、潅水には限界があり、天の雨は必要。

毎日の天気予報に、なんとも言えない気持ちを抱えています。


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吉谷桂子

英国園芸研究家、ガーデン&プロダクトデザイナー。7年間英国に在住した経験を生かしたガーデンライフを提案。さまざまなイベントや雑誌などに出演するほか講師を務め、著書も多数。また国際バラとガーデニングショウやレストランなどの植栽デザインを担当。2013年春にファッションブランド「Shade」を立ち上げた。


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