お庭からベランダ、エクステリアなどガーデニング回りをスタイリッシュに演出

 

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11月だというのに、先週あたりまで、ヤブ蚊も出るような気温の高い東京地方でした。

でも、今は、庭仕事が快適にできる日々が続き、幸せを感じます。

東京よりも気温の低い箱根仙石原も比較的に暖かく
昨日の箱根星の王子さまミュージアムでの作業は、天候は晴れ。

真っ青な空が広がり、紅葉が美しく、小鳥のさえずりが響き渡り、空気の匂いが甘く、どんなに長い時間の立ちっぱなしの作業も、しゃがむ作業も脚立に上る作業も、幸せを感じて、本当に気持ちがよかったです。

仕事ではあるけれども、この気温、この空気感に幸せを感じる。

イギリス人が言ってました。

「ガーデニングは、我々現代人が気持ちの良い季節の屋外で時間を過ごすための最高の口実だ」と。

よって、気持ちの良い季節の屋外を堪能できるのは今!

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一年のうちで庭仕事の最も楽しいのが11月です!

これから春の準備ができるし、私としてはオフシーズンの1月(暇ではないけれども、一年で最も忙しくない月!手芸の月!)もあとに控えて楽しみな、あとひと頑張りの季節!というところです。

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星の王子さまミュージアムでは、今年最後の植え込み作業も終わり、

光の乏しい箇所には光るオブジェやたくさんのリースを作って園内に飾りました。

全て、ちょっとづつ違うリースを園内のカラーテーマに合わせて色や素材を変えています。

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イルミネーションも装着完了!

晴れた日の夕方。ヨーロッパの街並みのような景色に写真映えのスポットをたくさん作ってきました。

最近は若い人たちがたくさんきてくれるようになったので、とても賑やかですが、

昨日は閉園日で静かでした。だから、小鳥のさえずりも良く聞こえていたのかな。

この秋も、秋植えの宿根草や球根をたくさん植えましたが、これからの季節は花が少なくなり色彩も乏しくなります。

しかし、そんな季節は、庭を花の色彩でなく、草木の形で彫刻や建築のように捉えて、それを活かすと庭の本質的なコンポジションの美を見出すことができます。

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写真のアジサイ'アナベル'は春に地際で切り戻しますが、それまでは枝を残して、このようにイルミネーションと松ぼっくりと付けます。ワイヤで枝と松ぼっくりを繋ぎ止めて。ここ数年は、私がやらなくても、Q-GARDENのスタッフのみなさんがサクサクやってくれて、助かります。

さて、ここで謝りのお知らせを。

先日、宿根草主義の記事を書いた際、四半世紀以上も昔のTIF データを使用したため変換不能となり、サイト管理の方にJPEG変換していただき写真が閲覧できるようになりました。それゆえ写真がずれて入ったりしていましたが、修正終了いたしました。https://www.dinos.co.jp/garden/keiko_yoshiya/post-20181112.html

なお現在は、12月のPiet Oudolf 映画と講座。おかげさまで満席となりました。

キャンセル待ちなどは、池袋コミカレにお問い合わせいただけると嬉しいです。


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吉谷桂子

英国園芸研究家、ガーデン&プロダクトデザイナー。7年間英国に在住した経験を生かしたガーデンライフを提案。さまざまなイベントや雑誌などに出演するほか講師を務め、著書も多数。また国際バラとガーデニングショウやレストランなどの植栽デザインを担当。2013年春にファッションブランド「Shade」を立ち上げた。


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