お庭からベランダ、エクステリアなどガーデニング回りをスタイリッシュに演出

 

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年の瀬。掃除、整理整頓。終わりました?

私はぜんぜん。新年、仕事始めまでずっと続きそうです。だってやりだすと結構楽しいのよ。

壁や窓、床周りの汚れ拭き。やりだすと楽しくなるのは、リラックスできるからだと思う。

ところで、室内観葉植物やフェレノプシスの葉っぱ、まずは、埃キャッチャーで拭きます。

濡れた布で拭くのが一番ですが、ほかの作業の一連で時短の埃キャッチ。

クリスマスの飾りをしまって。と。一個だけ残し。これはきっと一年中。

あとでまた、終うのですが、ジャン・マレーの作品。埃がたまりやすい。出して

仕舞う。その繰り返しですね。このあとシャンデリアの埃取りも。

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そして、深いのが、整理整頓。これは、時短無理。

いつもそうなのですが、整理整頓。終わらなくなる。

整理整頓。生きていると、これがどれくらい重要なのか、みなさま、ご存知と思いますが、それがさっさとできる人とできない人がいる。私は、サッサとできない方。

プロジェクトが終わったあとに、そのプロジェクトのファイルをきっちりとできないことも多く。その資料が山になって、プロジェクト別に入るようになっている引き出しに、どんどん貯まる。

これを年末年始、整理する。捨てる。今後にも役立ちそうな良いものは、残しておく。

これが何時間あっても、足らないと感じる。

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でも、それをクリエイティブに作るのは、とぉ〜っても楽しいのです。もう、これ自体が一大プロジェクトになるくらい。これは、私が一番好きなファイルブック。当時売れっ子だったCFディレクターから、ロケ先のイタリア土産で頂いた。30年以上も前のもの。

普段は、資料、印刷物、写真類、これと決めた箱の中に入れておく。

私の場合はスケッチも多い。

旅行なんて帰ってきてすぐは忙しいから、そのままになりがち。

でもそのままだと箱の中の肥し。そこで、どうしても残しておきたいもの、好きなものを貼っておくの。

写真、ステッカー、時に領収書なども。

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これは、前にほかのブログで紹介をしたことあったかもしれませんが、1982〜3年に、夫と香港、モスクワ、東西ヨーロッパ、シンガポールを三ヶ月旅行したときのファイル。これは実は段ボールに満杯で膨大だった。でも、ここに張れるものだけ残し。だいぶ捨てて、今はこんな感じ。

旅のビビッドな記憶が蘇る。あれから、36年経っていても。

左写真、行く寸前に腕を骨折したので、モスクワのホテルではまだギプス付きで。

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私の視点からのポイントとしては、あまり安いプラスチックなどのファイリンググッズを使わないこと。

このファイルは頂き物だけれども、こうした宝物になりうるファイルを使うと大切にしたくなるということが、時を経た実感で。実は普段はプラスチック製のファイルをよく使っています。

でも、これは、消耗品。

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イタリアを旅したときのファイル。母と。

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ドイツを旅したときの。ミース・ファン・デル・ローエの建築とバウハウス建築ミュージアムを目指して。

時々開いて眺めてみる気がするのは、この紙の質感からか。

その際に、埃キャッチャーでさっと拭き取って。

それとまたかなり重たいイギリス製のポートフォリオファイラーがあります。

やはり、写真を固定していた糊もビニールもいつか劣化するようで、写真がずれて、ビニールもよれよれ。

このロウテックぶりに頭を抱える。パソコンとかデジタルのない時代のものです。

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コマーシャルの仕事をしていた時のファイル。80年代の半ばから92年ころまで。

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細野晴臣さんのアルバム。Omni Sight Seeing のアルバムと川崎製鉄のCF。

時代の空気。先日のジャンポールグード展から、そういえばと思い出す自分の仕事。

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衣装のデザインと製作もしていたのですが。もちろん、残っているのは写真のみ。

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デパートのプロモーションやブティックのディスプレイ。ここでは、私がアートディレクターでイラストが吉谷博光。Pisaのために描いた月桂冠、博光の手描きです。FRAU のためのイラストも。

これもパソコンのない時代の手描きワールド。そして、シルクスクリーン印刷で。

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ダンサーの小林十市君が17歳のときの撮影。衣装のデザインと製作をしたときの。

ちょっとニジンスキーのつもりで。

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オペラやバレエに夢中になった時期でしたが、そのイメージをスケッチにしたり、そのチケットやパンフレット。全部をそのまま残しておくと膨大になってしまいます。

好きなページだけをカットしてファイリング。まだこの辺りのページは未完成。私が描いたスケッチだけ。

いずれにせよ、同じテーマで見開き一枚に集めていくのです。入りきらないのは捨てるか2ページにするか。

これも一種の編集作業です。IMG_0916.jpg

その後、イギリスに移住していから始まったのが、こうしたイギリスの庭の好きな世界をピックアップしたファイル。これはそのまま1996年に出版された「英国ガーデン日記」に載せました。

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さまざまな庭を訪ねた思い出と写真とチケットやレシート。

10年〜20年も経つと、自分にとってもプライスレスな価値が出るように思います。

パッパと捨ててしまう前に(洋服とか立体のものは写真で撮っておくといいですね)ちょっと自分なりのファイル作りをしてみてはいかがでしょう?

英語の on file というと、綴込み、整理、記録というような意味があります。

断捨離はやっぱり、必要ですが、心には隙間、あまりない方がいいと思います。

それには on file 結構、良い効果があるように感じます。


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吉谷桂子

英国園芸研究家、ガーデン&プロダクトデザイナー。7年間英国に在住した経験を生かしたガーデンライフを提案。さまざまなイベントや雑誌などに出演するほか講師を務め、著書も多数。また国際バラとガーデニングショウやレストランなどの植栽デザインを担当。2013年春にファッションブランド「Shade」を立ち上げた。


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