お庭からベランダ、エクステリアなどガーデニング回りをスタイリッシュに演出

 

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このところ、寒い日々が続いています。

朝早くは....庭にでるのも少し戸惑いの生じる気温。

でも、何時でもいいので、今の時期は花殻摘みや枯れ枝の整理は必要。

今!です。パンジーも樹形というか株の枝ぶりを整えておくと3月にはきれいに咲き揃います。

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寒さにかまけて放置してあったコンテナの草花。

写真は、ネメシア。花芽、蕾、頂芽優勢のこの手の花は先っぽに花が咲くので気温が上がるとここでこの蕾が咲くのですが枝ぶりがうるさい感じに思ったので、

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一旦家のなかに運び込んで腰を据えて剪定。

節の上、分岐の上をカット。これが楽しいんですよね。

カットした茎には、種になった塊と花の蕾が共存しているので残しておきたい気にもなるのですが。

ゆったりとした気持ちで、傍にはミルクティーなど。

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ひと茎か、ふた茎、花芽付きの枝を残して残りは全部カット。

写真で客観的にみるともっと切ってもいいかもね。

などと気づきます。

寄せ植えの茂みのなかの元気のない葉っぱも取り除き、これから暖かくなる時期のために、風通しを確保。

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アネモネはこの葉の茂みのしたにたくさんの蕾を用意中。3月には満開になりそうです。

Piet Oudolf さんも、植栽、品種を選ぶとき

最初に花やシードヘッドの形、次に葉っぱの形やテクスチャー。そして最後に色。と語っておられますが、花だけを追求するのではなく、フォルム。形の良さを追求すると庭はきれいに姿になりやすい。花だけを追うと景色が散らかる傾向も。

とはいえ、花は大切。花を追ってガーデニング。

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この晩秋に美しく咲いていたマム。

鉢カバーに入れて飾ってあった株ですが

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菊は日本の宿根草として暑い夏も越して秋に咲きますが、最近は冬でも葉を落とさない傾向が。この写真の株。庭の隅にこうして置いてあったんですが。

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枯れた葉の下には新芽が。様子を見るためとってあった株です。

切り戻して春を待ってみます。この後どうなるか。見たいので。

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吉谷桂子

英国園芸研究家、ガーデン&プロダクトデザイナー。7年間英国に在住した経験を生かしたガーデンライフを提案。さまざまなイベントや雑誌などに出演するほか講師を務め、著書も多数。また国際バラとガーデニングショウやレストランなどの植栽デザインを担当。2013年春にファッションブランド「Shade」を立ち上げた。


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