お庭からベランダ、エクステリアなどガーデニング回りをスタイリッシュに演出

 

先日、春の銀河庭園に飾るスイセンのオブジェを制作する材料探しで浅草橋へ。そのついでに.....

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浅草橋からは、車で10分ほどのところにある墨田区横川、たばこと塩の博物館で現在開催中の「江戸の園芸熱」展を見学に。

この博物館は、初めての訪問、てっきり、渋谷にあると思っていたらこっちに引っ越していたのですね。

入場料100円を支払い、エスカレーターで2階へ。

館内作品保護のため薄暗く、浮世絵作品は小さいので、鑑賞には、非常に目が疲れる構造。図録を購入してあとでじっくり観察するとして、だあ〜っと全貌を。

約200点の浮世絵(色調が素晴らしい!!)からは、江戸の人々の花の楽しみがビビッドに伝わる。

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しかしまあ!なんと、浮世絵に登場する人々の着物の柄の美しいこと!

メロウな色彩とはこのこと!盆栽の鉢のデカダンなこと!見ている場所が隅田川も近いエリアであることから、江戸の気分がピタリとくる土地柄(周囲は倉庫だらけですが)

美大に通う息子と一緒だったので、彼の興味はタバコの歴史の展示館へ。

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ここ!おもしろい。タバコは、ちょっと人が吸うのも困るし

今や体に悪いネガティブな存在ではありますが、その歴史は面白い。

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調子に乗ってタバコ屋のおばさん役を。懐かしいタバコのパッケージ

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戦前のものから

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戦争中のパッケージ。

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自分が子供だった時代1956~のタバコのポスターやパッケージ。

覚えてる!

わぁ〜楽しい。

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そして、オリンピック。私が学生だった時代、タバコのパッケージは、今や神話ですが、レイモン・ローイのデザインしたピースのパッケージなど、デザイン料が破格(戦争直後で150万円とか)だったけれども、そのデザインによって大ヒットしたタバコだったということもあり、デザインの力への大きな力への(学生らしい)憧れがあり、和田誠さんがデザインしたタバコ、ハイライトなどに感じる普遍性も含め、今やタバコそのものには興味ないけれども、なにか、自分の中のデザイナー魂の火がちょっと....、再燃した瞬間でした。

写真が撮れた分、たばこ博物館の話題で終わってしまいそうですが、

浮世絵に見る江戸の園芸熱、ウキウキする展覧会でした。

また、日本のコンテナガーデンの伝統を見る思い。

また、江戸以降、梅や桜の花見は別として、盆栽を典型に、個々の園芸が、栽培への興味へ強まった反面、なかなかランドスケープ、街の景観に繋がってはいきにくい日本の園芸の伝統も感じた次第。

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博物館をでて左手すぐの垣根。コニファーのグラウンドカバーが美しくてあっ!となった。

ブルーカーペット? プロカンベンス・ナナ?かな?


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吉谷桂子

英国園芸研究家、ガーデン&プロダクトデザイナー。7年間英国に在住した経験を生かしたガーデンライフを提案。さまざまなイベントや雑誌などに出演するほか講師を務め、著書も多数。また国際バラとガーデニングショウやレストランなどの植栽デザインを担当。2013年春にファッションブランド「Shade」を立ち上げた。


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