お庭からベランダ、エクステリアなどガーデニング回りをスタイリッシュに演出

 

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元々の地形。というより、もともと、そこに存在していた人工の構造物が美観的でなく、

地面そのものの、地形の調整をしないと庭にならない。そこを直していくというのは

17世紀のヨーロッパでも、いえそれよりも、もっと前から行われていたことと思いますが。

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これは、2014年の秋の最初の植栽。全体の写真を撮ると絵にならないので、どの写真も片側とか

一部分の写真しかなくて。

これって、もう。図面でも、消化しきれない。

なので、吉谷博光が、現場で、ショベルカー他の皆様のご協力をいただきつつ

ディレクションをしながら出来上がった景色です。

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ここも

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ここも(スパイラルガーデン)

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ここも(ローズガーデン)

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ローズガーデンからスパイラルを望む

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モダンジャパニーズガーデン (誰が袖仕立て/博光デザインも構想から1年、完成しかかっています)

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目を転じることさえなかった、ここ(昔は藪の中に沼みたいな)も、美しい場所になりました。

花だけを近視眼的に見ることも、素敵なことですが、近視と遠視。ミクロ、マクロ、両方の視点で

世界を見れたら、もっと視野が広くも深くもなるというものではないでしょうか。

景色全体、前後の関係で世界を把握するというか。

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さて、ここからです。植栽設計は私の出番。

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2つの種苗会社から、約5000株を二日で配置。

図面は3ヶ月後ほどずっと、考えてきたデザインで、最終的に、5000株、

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約150種類の宿根草も、何十日かかったことでしょうか。あーでもない。こーでもないと。

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延々選んできたので。..この数ヶ月のスケジュールでよくここまでこれたと。

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あとまだ、4ケースほど、配置終わっていないし、ちょっと間違って植わったものを

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直したり。浅植えを植え直したり。角の収まりバランスを変えたり。

キリがないのですが。ここまで徹底して、宿根草で作る

いわば、新・宿根草主義の庭です。

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まだ、ちょっと全体が、終わっていないのですが。

植え付けは、毎年お願いしている「中之条花の会」のみなさま。

そして、株間の間隔は、非常に感覚的なものが必要でそれに答えてくれたチームあり。

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今回、ご協力いただいた女子チーム!ありがとうございました!

おっとあっという間に17:30!もっと直したり、水やりしたり調整をしたいのですが。

(続く)


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吉谷桂子

英国園芸研究家、ガーデン&プロダクトデザイナー。7年間英国に在住した経験を生かしたガーデンライフを提案。さまざまなイベントや雑誌などに出演するほか講師を務め、著書も多数。また国際バラとガーデニングショウやレストランなどの植栽デザインを担当。2013年春にファッションブランド「Shade」を立ち上げた。


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