お庭からベランダ、エクステリアなどガーデニング回りをスタイリッシュに演出

 

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横幅22cm 縦幅20cmほどの布があれば。要は、小型のハンカチほどの大きさの布と、

なにかしらの紐、ゴム紐がなければ細いリボンやヒモでも代用して作れるマスク。

今、外出自粛で街には出ないし、マスクを使うのは庭(自分の庭か、仕事先の庭)のみで。

それは主に花粉対策ですが。


これも数々の試作です。作るのが面白くなってしまい。

週末、念願のマスクづくりに着手すると、根っからの手芸好きに火がついてしまいました。

ああも、こうも、できる。と、これもあり得るか?

顔にくっつけるものだから、あまり強烈な柄は難しいかと。

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ミシンは使いません。手縫いのほうが、思い通りの立体整形ができるから。

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2ヶ月前の時点でマスク用のゴムが売り切れだったけれど、髪を束ねるゴムやパジャマ・パンツの予備ゴム紐や、使い捨てマスクのゴム部分も使えないかなと。

基本は自分が発する花粉のくしゃみや、なにやらを外に飛ばさない仕組みを。

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このマスクは、セリア・バートウェルのカーテン生地のサンプルカットで。

立体的に、アイロンで整形しながらギャザーの形を整え。

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基本の出来上がり。

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これに、キッチンペーパーなどの使い捨て不織布を内側にあてて。

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このように立体的なのは、市販の使い捨てマスクについている鼻のところのワイヤーを外し、

縫い込みの中に入れたもの。鼻の形に沿っていたほうが、花粉が入ってきにくいので。

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上の生地はプロバンスのソレイアード。下はサンダーソンのウイロウ。

木馬のリボン。これ伸び縮みするリボンです。サテンのように少し光るカラーゴムリボン。

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調子にのって、審美眼とかはもうどっかに行って、面白くしたくなって。マスクと共布の帽子リボンも製作。以前、ミセス誌の付録についていたサンダーソンの端切れ生地。小さいのでつぎはぎを。家で庭仕事するときは花粉が服につかないようにツルツルした素材を着てます。今日はちょっと寒い。

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緊急事態宣言よりずっと前、以前は「色付きマスクはありえない」、

「模様入りのマスクはありえない」と硬く信じていましたが、マスクないし世の中がだんだんに。

なので。......とにかく、家にあるもので。

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布のストックに、マスクに使えそうな無地がなく、私の収集している布はほとんど、ファーニッシング用。厚手布が多かったので。手前のガーゼ無地マスクは市販品。それにゴムヒモだけカスタマイズ。このサイズだと鼻口は隠せるけれどもほっぺたは出てしまう。

あるいは洋服のデザインをしていた時代のサンプル生地にも柄もの多く、あまりマスク向きとはいえず。でも、「買いにいかなくてもできる」条件。「かっこ悪い!」のだけは避けたいですが!

顔を隠せるのでなんか、ちょっと楽です。日焼けと顔に花粉がつくのを避けられて。

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吉谷桂子

英国園芸研究家、ガーデン&プロダクトデザイナー。7年間英国に在住した経験を生かしたガーデンライフを提案。さまざまなイベントや雑誌などに出演するほか講師を務め、著書も多数。また国際バラとガーデニングショウやレストランなどの植栽デザインを担当。2013年春にファッションブランド「Shade」を立ち上げた。


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