見事なダリアが咲く景色。
日本にはいくつかのダリア園があり、その花たちの大集合で圧巻の開花には目を奪われますが、
ほかの植物との組み合わせを絵画的に眺める庭としては
ダリアの咲く「景色の美しさ」では、銀河庭園は日本一、いえ、世界一美しい!
と、言われるよう、みんなで一丸となって頑張って1000株以上のダリアを植えて来ました。
(それもまた、植えっぱなしではなく、晩秋に掘り上げも!)
周囲の宿根草や建物とのコンビネーションは「デザイン」であり「栽培知識・経験・技術」の結集です。
ただ、日本では数が勝負の単一品種の庭に人気があるようで、なぜか絵画的な景色に対するニーズ。
はどうなっているのかわかりません。
花だけだと、畑のようでもあり。なので、畑ではない「生きた絵画のような庭」の眺め
その背景になる空間の叙情性も、他にはない魅力なので楽しんでいただけたら。
特に今日は、久々に、北海道恵庭はお天気の予報です!特に秋の夕日に映える暖色の花びら。
一重も八重も。
これからまだしばらく、秋の長雨とか。空が曇ると景色も曇りがちなので。太陽は欲しいのですが。
秋晴れの青空が!それがあればこの世で最高に美しい秋の花の景色!
晴れたらぜひ!いえ、多少の曇りでもぜひ!大雨以外ならぜひ!秋が深まっていくこの季節に!
まだ、ようやく朝晩にエアコン要らずで庭仕事も快適になって来た関東地方ですが
お天気が愚図つきがちですね。
写真はスイセンの球根。数年前にボランティア参加でみんなで植えた時の。
この直径30センチくらい深さも20センチ以上(耕すために)の大きな穴を掘っておいて貰えば、ひとつの穴に十球くらいの数を植えるスイセンなどの春咲き球根の植え込み、ダリアと比べて楽なのですが、
もちろん、ひと穴だって水はけの良い穴を開けておくのは結構大変ですね。
ところが、ダリアはもっと大変なのです。30センチ深さもできれば30センチくらいの大穴を掘って
それに堆肥や土をまぜ...
実は大きな穴を開けてダリアを準備する、その本当に基本的なノウハウ。
球根を芋と呼んでいますが、このひと芋だけを植える!それが1000以上です。
初夏の段階から撮影を開始して、この10月10日の公開に向けて多大な準備をして来ましたが
こうやって咲かせておるのか!それがわかるとまた、奥深い感動。
それぞれの花の美しさが心に響く、琴線に触れる美しさなのですよ---
今年、どうしても北海道に来れない方はぜひぜひ、オンライン講習会で銀河庭園だけのダリアの世界を堪能していただけたら、嬉しいですが..。なにぶん初めての現地初のオンライン講座。
試行錯誤をただいまも続行中ですが
ダリアの栽培方法、ダリアをガーデンの中で生かす植え方、
鑑賞方法、咲いたダリアをブーケにして飾る楽しみなど
銀河庭園での実践例を通して、私、吉谷桂子とダリアの栽培に関しても尊敬する銀河のガーデナー、山口百合子さんがとってもわかりやすくお伝えします。
ダリアの愉しみのすべて。でも、ちょっと大変な植え方も含めて!
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