お庭からベランダ、エクステリアなどガーデニング回りをスタイリッシュに演出

 

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寒いですね!先日は二十四節気でも、1年でもっとも寒いとされる大寒でした。

テレビなどでも、大寒のことは、何度か耳にしましたよね。寒さとオミクロン株のこともあり、それからデスクワークが忙しいので自分の庭以外の場所に出ることもない日々です。それで瞬く間に時が経ってしまい、慌てるばかりですが、その大寒の頃に咲くのが、クレマチス・アンスンエンシスです。地植えにしているので、数メートルほど。のびのびと広がっています。

いまのところは、それほど行儀が悪いわけではないので、柚子の木に共存中。2月ころに伸びすぎたツルを剪定する予定です。

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今、園芸店に行くと、いろいろな春の花が売ってはいますが、これ、いきなり外に植えるとヘナヘナになる可能性大です。想像すればわかると思いますが、開花促成のため、いままで温室にいた苗。夜に氷点下になる屋外では確実に風邪引く。それで、この小さなビニールハウスでしばらく様子を見ます。寄せ植えも、植え込んで水を与えたら、まずは、ビニールハウスで。

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高さがまちまちの苗があるので、適宜横板を動かしてうまく収納。天気の良い日はかなり昼間の温度が上がるのでそんな場合は蓋を開けて換気しています。とても便利でーす!

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開花株のプリムラ類も、今買ってきたようなものは、すぐに外にだしてはいけません。寒さ慣れさせないとヘナヘナに。このピンク色に惹かれて。銅葉のプリムラ"ジェシカ"です。

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プリムラ"ウインティ"のピーチ。こちらも暖かくなるまでは要注意。

2月3日になれば、立春ですが、まだまだ寒さのどん底。

名ばかりの春であり、やはり天気予報が頼りですね。


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アネモネは以前からいたので、もうずっと屋外にいます。寒さにめげずこの美しさ。朝は凍っていますが、冬の花では一番好きな花です。

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寒さのどん底期は、野鳥たちも食べるものに事欠いているので、バードフィーダーは大人気です。メジロとシジュウカラが交互にやってきますが。一緒ってことはないようで。
なんども書いたりい言ったりしていますけれども、野鳥の多い庭は害虫が減ります。
なので、これから春にむけてしばらく野鳥たちにはまめに起こし願うべく、バードフィーダーは庭の必需品と考えて!
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でも、あら! 二羽も同時に来るなんて、珍しい!メジロ。あれえ?と思っていたら
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気の強い方右の子が、それに気づいて左の子、突かれた。ほんの一瞬の出来事でした。
仲良くわけっこしないの?というわけで、バードフィーダーは全部で4箇所。自由に集まれるようにと。しかし、ヒヨドリ意地悪で。私がついつい追い払ってしまいます。

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吉谷桂子

英国園芸研究家、ガーデン&プロダクトデザイナー。7年間英国に在住した経験を生かしたガーデンライフを提案。さまざまなイベントや雑誌などに出演するほか講師を務め、著書も多数。また国際バラとガーデニングショウやレストランなどの植栽デザインを担当。2013年春にファッションブランド「Shade」を立ち上げた。


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