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専門家吉谷桂子のガーデンダイアリー ~花と緑と豊かに暮らすガーデニング手帖~

掃除の方法を 編み出す というほど大げさではありませんが

吉谷桂子

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ようやくシャンデリアの埃を一応全部取り払いました。ついでに、シャンデリアのクリスタルも磨いて模様替え。

なぁんだ。写真に撮るとあまりきれいじゃないかもしれませんが、拭き取れるゴミは全部拭き取ったつもり。

綿棒を使って細かいところまで。

ここは、キッチンにつながる部屋なので、埃もちょっと油っぽい。

ドライタオルでさらりとは落ちない汚れ、セスキをスプレーしてトロトロと液状で落としたいところですが、

通電している場所なので、アルコールを含んだ除菌シートで水分が染みないように拭き取り。

油分は水では落ちないけれど、床拭きシートやコロナ禍で自然にたくさん集まった除菌シートならたくさんある。

それを年末から今に至る掃除でなんども重宝させていただいた。

レモンの皮でクリスタルを磨く話題は昔やったことがありますが、柑橘系のオイルは掃除効果があるようです。

それも気持ちの良い仕上がりです。

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築18年。結構な年月のなかで、壁も天井も、煤けてきました。

英国の住宅だったら、ペイントのやり直しもそろそろのタイミング。

18年前、この天井は私が塗ったけれども、もう厳しいかも。職人さんを呼ぶか。

自分で拭けるところは、とにかく拭き掃除なのですが、

英国の住宅の拭き掃除に、水で濡らした雑巾の出番を見ていません。

何度も同じようなことを書いたかもしれませんが、イギリスに移住しようと思った理由の1つに

私たちの暮らしはどんどんドアだのテーブルだのベッだと西洋化しているけれども、

西洋の本質的な暮らしの美意識を知らないまま、なんとなく洋風の暮らしをして良いのか

それでは、実際にイギリスに暮らし、それを知りましょう。なので臆面もなくいろんな人に

家政学、というほどではないけれど、クリエイティブな掃除話を聞きました。

最初はそんなことを目標に、英国暮らしの体験のためにイギリスに渡りましたから、実に

住んでいた家の専属だったクリーニングレディーにはいろんなことを教わりました。

床掃除さえ、モップを使ってワックスで拭いて、水は使わないのが、私には驚きでした。

日本はなんでも水拭きが多いけど、彼の地とは埃っぽさが違う。 (イギリスは埃っぽくなかった)

そして、銀食器磨きを日常のルーティンに入れるとか。今では考えられません。

とにかく今の時代の感覚で言うと、クリーニング資材はたくさんあるし、

そういった便利なものを試しに使えばきれいになりやすいと言うことで。

最近私は市販のウェットタイプの床掃除の不織布で、最初は床だけでなく、

まずは汚れの少ない冷蔵庫や壁をそれで拭い 最後に床を掃除して黒くなったら終了と言うような

その床掃除も最初は汚れの少ないところ。その後玄関のようなもっとも砂も埃も

厳しいようなところも拭いてしまうと、結構1枚のウェットシートをかなりディープに使い切れたような気がします。

真っ黒のボロッボロになります。

1枚のタオルを何度も洗濯して使うのも良いのですが、それも同時並行はしていますが、

その掃除の後に、洗濯機のところに山積みして、そのタオルを洗って干して、

どこかに畳んで仕舞う。という手間を考えると、

どちらが エコノミカル且つエコロジカルなのかわからなくなることがあります。難しいですね。

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すでにご存知の方も多いかもしれませんが、この冬に登場した 私のオリジナルデザインの

足拭きマット。外と中の出入りの際の埃取りに大変役立っています。

で、普段は掃除機で吸い取るだけで良いのですが、このマットも時々、ウエットティッシュなどで

こびりついてしまった糸屑的な目に入る汚れは、サクッと拭き取ってしまったほうがきれいになります。

今は冬ですが、案外空気が乾燥して埃っぽいエクステリアとインテリアの境。

こうしたマットがあると便利です!この柄も満を持してナチュラリスティックガーデンなメドウ柄で

オリジナルです!

https://www.dinos.co.jp/p/1137105966/


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吉谷桂子

英国園芸研究家、ガーデン&プロダクトデザイナー。7年間英国に在住した経験を生かしたガーデンライフを提案。さまざまなイベントや雑誌などに出演するほか講師を務め、著書も多数。また国際バラとガーデニングショウやレストランなどの植栽デザインを担当。2013年春にファッションブランド「Shade」を立ち上げた。


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