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専門家吉谷桂子のガーデンダイアリー ~花と緑と豊かに暮らすガーデニング手帖~

6月、暑い日々。これから、何を着ましょう???

吉谷桂子

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梅雨の最中ですが、熱中症が心配になるような気温も続く東京です。

先日までいた北海道は、基本的に梅雨がないと言われていますが、最近はどうなのか。

ただ、私の滞在中の三日間のお天気は良かったほうで、晴れていればちょっと暑い。

日陰は涼しくて心地よい環境でしたが(庭の木陰は最高!)クレマチスが美しく咲いていました。

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去年私が企画して作ってもらった今週の花、フラワーラック。3月にこの

Flowers of the week の小さな看板も私が手作りしました。私の庭のツル性植物を曲げて文字を構成しました。

でもちょっと小さかったので、次回もう一回り大きめを作ろうと思う。さて、足早に季節が進んでいきます。

これから行くイギリスもそうですが、北海道も6月、時により、暑いか寒いか、都度都度、かなり違う。

予測は難しい。なので、寒いときのために重ね着の用意はしていましたが、調節のきく

薄着がベストで、通気性のよい麻のシャツが何よりもぴったりで汗もかかずに済みました。

(でも通気性の悪い服だとやはり汗ばむ)そして、日向はそれなりに、暑かった。

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この春、登場したヨシヤデザインの 麻のテントラインシャツ はこれからの暑い時期にぴったり!

ショールやストールなどで微妙な温度調整。とても過ごしやすい安心の色、ブルーのシャツです。

https://www.dinos.co.jp/p/1116701255/

グリーン系と白もあるので、お試しあれ!肩のラインの切り替えのない一枚仕立てです。

テントラインの袖ぐりを大きく取っていないのは、手を上げたときに脇下まで丸見えにならないよう、

ヒジの上の袖周りが、大きくとっていません。私の腕は太めですので、かなりピッタリサイズです。

これを大きく作ってしまうとダブッと大きく見えてしまうので、そこだけキュッとしまっていてメリハリ感あります。

ヒジ上で、28センチ程度まででフィットです。

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そして!さらなるおすすめが、この春登場の、

吉谷デザイン クールマルチパンツ

https://www.dinos.co.jp/p/1116701257/?id=_E__2137592

このパンツも、この春の新作で冷感接触素材で涼しくて、

そして、なによりもこの少し明るい青が、良いブルーでしょう?!今一番の気に入りです。

白シャツを合わせてもすてきです!今回のイギリス旅行にも重宝しそうです。

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それから、背中と袖の素材がよーく伸びるこれも同じく冷感接触素材で前身ごろだけが、麻のジャケット風シャツ。

麻と冷感素材のサマージャケット

https://www.dinos.co.jp/p/1116701254/?id=002005006004_F__2113512

これも涼しくて便利です!すぐに乾く素材なので、旅行の時、洗面台で簡単に洗って前身ごろだけはアイロンをかければ少しないが旅行でも洗って繰り返し着られるのが強み。

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( この写真は3月、星の王子さまミュージアムの作業どきに着ていましたが、考えたら3月から着ていた)

ネイビーは庭仕事の時に着てホワイト系は、夜にホテルの食事にも行けるようなイメージで出張先にはこちらを。

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お出かけの際は、アイボリー。太陽光線の熱を吸収しにくい明るい色のほうが

少し涼しいかもしれませんが、真っ白ではないのでそれほど汚れを気にしなくても。

ネット上の写真、少し実際よりもピンクっぽいベイジュに見えますが、実際はほとんどオフホワイト。

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庭仕事の際も腕を前に思い切り伸ばして、いっくらでも伸びるので、本当に重宝します。

サイズはワンサイズですが、私よりずっと細身小柄の方でとてもお似合いの方に先日お会いしたのですが

ポイントは肩幅があうかどうか。

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ワンサイズ(M~L)...バスト102(79~94に対応)・肩幅39cm・着丈73・ゆき丈(75)cm

洋服は本来、肩で着るもの。

実は私は肩幅というよりも、なで肩で肩が張っていないので取り外し自在の肩パッドを入れて使っています。

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このジャケット。というか、基本はシャツのようなものなのですが、以前、私のデザインするアパレルブランド

Shade Yoshiyaでとっても人気のあったジャケットの改良版です。

どうしても、こういう異素材の組合わせのジャケットが欲しくて。何種類も作りました。

以前のタイプは夏は暑くて着ていられなかった通気性の乏しいバリッとした素材でしたが、

一年のうち、3、4、5、6、7、8、9、10、11月の、ほぼ厳冬期を除いた半年以上は、

軽い通気性素材に重ね着で長く着られるほうが汎用性が高いと考え、前身ごろを麻に。袖と後ろ身ごろは冷感接触素材ですが暑くない時期には別に冷感でもないようです。

麻はシワが気になる点もあるけれども肌触りと通気でほかの素材は考えられませんでした。

さて、私は、再来週にはイギリスに向けて出発なので、本当に何を着るか悩み中です。

このテントラインのシャツとブルーのストレッチパンツは決定しましたが、いっつも仕事の出張先に着ている

麻と冷感素材のサマージャケット

よりも、ワンピースとかちょっとロマンチックなブラウスかなあぁと。

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どうも、悩み中です。そして、圧倒的に、初夏の庭では、ブルー系か、グリーンなどがマッチしますよね。

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ちょっとカラフルなほうが、庭では楽しい存在感を発するので、

(写真は2018年8月のオランダツアーの時)ご参加のみなさまの赤やグリーン、いい感じですね

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ネイビーや白は、いつもの私。ワンパターン。ピート・アウドルフさん奥様のAnjaさん。

中之条ガーデンズやほかのガーデンで仕事している私と同じになってしまうので、避けようか

これもまた悩んでいます。


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吉谷桂子

英国園芸研究家、ガーデン&プロダクトデザイナー。7年間英国に在住した経験を生かしたガーデンライフを提案。さまざまなイベントや雑誌などに出演するほか講師を務め、著書も多数。また国際バラとガーデニングショウやレストランなどの植栽デザインを担当。2013年春にファッションブランド「Shade」を立ち上げた。


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