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専門家吉谷桂子のガーデンダイアリー ~花と緑と豊かに暮らすガーデニング手帖~

桜の次は藤!フジ!Wisteria!!....春は、花の色で!

吉谷桂子

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浜名湖花博2024で盛り上がるはままつフラワーパークで、フジ三昧の先週でした。

すっごくきれいでしたよ〜!写真は、プロの写真家、斉藤みきさんが撮ってくださったシリーズで。

中には、私のInstagramのフォロワーの方々も来てくださったので、

既に最高のフラワーパークの風景を見ていただけた方も少なくないかもしれません。

おいで下さってありがとうございます。

いちばんのお宝映像は、フジの神様、塚本こなみ先生とのツーショットです。

写真って不思議で、ひとりで撮るより、2人で撮ったほうが表情が柔らかになるのですね。

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今回は、節目の年。それで記念の写真を撮っていただきました。

10年前、フラワーパーク理事長に就任したばかりの塚本こなみ先生から発注を受けて作った

150mのボーダーガーデンと4年前に作ったホワイトガーデン。

そして、今年浜名湖花博2024にあわせて新たに作った

フラワーフォレストと、玄関入ったところに完成したまんまるのサークルガーデン。

この計、四ヶ所の庭の草花の生育チェックとこれから夏に向かう花壇の配置や発注確認。

まさに、仕事で訪問、はしているのですが、これだけ爽やかなパステルカラーの花が咲いている場所ですから、

ほとんどコスプレか???

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10年ほど前にアリウムの花のイメージで私がデザインしたブラウスと、

やはりずいぶん昔にロンドンで購入したライラック色のパンツです。長いブラウスだったので自分で丈詰めしました。

針仕事が大好きなので。

普段このような恰好は、絶対しないのですけれどもね。

小倉珠子さんがデザインした「はなのはら」でアリウムが満開!背景に見えているのは

私がデザインしたホワイトガーデン、良い感じで繋がっていますよね。

とにかく、なんども言ってしまいますが

ただ、自分でも思いますが、↑こんな格好はコスプレに近い。でも、100%仕事の場面では

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ジャケットやコート。無地が良い。

花の世界で黒っぽい服を着ていると、なかなか...よろしくありません。

(私、バッグがカーキ色でしたが、今度は、ヌメ皮かもっと明るい色のバッグを探しましょう。と思いました)

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麻のガーデンアトリエコートを羽織って、これは、いわゆる、研究者やお医者さん、昔の画家たちが着た

白衣に似た役目の軽いコートですが、とても便利です。

また普段の仕事に戻ったらダークブルーのも良いと思って。でも、花咲く時期だけ、わね。やはり明るい色で!

https://www.dinos.co.jp/p/1116701276/?id=002005006010___2215795_002005006010

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こちらのセットアップは、昨年登場していた吉谷デザインのマルチパンツとジャケットですが

今期はもう存在しないかもで。....でも着やすさを第一、少しだけスタイル良く見え第二に

デザインしております。困ったのは、お年頃のせいでどうしても太ってしまい去年よりも...

でもこのセットアップはよく伸びるので膨らみ放題(汗)ですが、パンツはまだ

ネイビー、ブルー、カーキとして販売中です。

https://www.dinos.co.jp/p/1116701257/?id=005021032041___2137592_005021032041https://www.dinos.co.jp/p/1116701257/?id=005021032041___2137592_005021032041

3週間前までは桜とチューリップが満開だったフラワーフォレストも、今は初夏の花が咲いてきました。

毎回、この環境でどのように育ってくれるか。咲いてくれるか。初めての場所では、 やってみなくてはわからないことも多いので、やはり私の自宅からフラワーパークまでは片道4時間なのですが、やはり遠くても通わないとなりません。

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こちらは真っ白ではなく、少し生成りのリネン色に寄せたアイボリーですが、やはり

花咲くガーデンでは黒いシミのようにはならないので、庭見学には無難ですね。

これからは気温があがるので、なおさら。ここからはスマホ写真ですが

まさにたくさんのお客様にお越しいただき、花の世界を堪能していただきました。

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10年前は、花の組み合わせについてなど話題にされる方は見かけませんでしたが

最近は組み合わせを話題にされる方も増えて、見る目も超えてきているように思います。

やはり、組み合わせが大切なんです。庭も、植物も、人間も....

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春は、花の色で!


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吉谷桂子

英国園芸研究家、ガーデン&プロダクトデザイナー。7年間英国に在住した経験を生かしたガーデンライフを提案。さまざまなイベントや雑誌などに出演するほか講師を務め、著書も多数。また国際バラとガーデニングショウやレストランなどの植栽デザインを担当。2013年春にファッションブランド「Shade」を立ち上げた。


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