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専門家「風景」をつくるガーデニング術

2025年春、ツツジの旅・その7(久留米市世界つつじセンター・後編/温室編)

居場英則

10月からスタートした、「九州・福岡県久留米市にツツジの庭園を見て回ったレポート記事」の第7回目。

今回は、前回の続編で、この旅で最も楽しみにしていた「世界つつじセンター」の「温室の中」をご案内したいと思います。

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前回の前編でも書きましたが、「久留米市・世界つつじセンター」は、久留米市の市政100周年事業

「世界つつじまつり '89くるめ」において、世界各国から収集した貴重なツツジ類の保存育成、開発、生産販売を

目的として建設されました。

約1ヘクタールの敷地には、世界のアザレアなど、約1,600種 21,000本(整備時点)を植栽した母樹園や、

世界のアザレアなどの貴重な品種を保存する母木室、ガラス室、増殖用のミスト室などの施設があり、

国内最大級のつつじの品種を保有しているそうです。

特に、温室では、世界中から集められた貴重なツツジやアザレアが育成されていました。

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こちらのエリアには、所狭しと様々な品種のツツジが鉢植えで育成されていました。

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九州ということもあり、日差しが強いからなのか、幼苗で強い日差しに弱いためなのか、

温室の内側には、白い遮光シートが張り巡らされ、日照量のコントロールがされていました。

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訪れたタイミングが、ベストだったためか、温室内のツツジは満開で、品種も様々なため、

色とりどりの花の風景になっていました。

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アングルを変えてもう一枚。

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こちらは、世界各地から集められた貴重なツツジを地植えして育てている温室。

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アングルを変えてもう一枚。

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世界中から集められた貴重なアザレアは、乾燥地域など、過酷な環境の中でも育つ品種も含まれているのか、

このあたりは、とてもドライな雰囲気のツツジの生育環境にしているように思いました。

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こちらでは、ヨドガワツツジのような八重咲品種のツツジが育てられていました。

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アザレアだと思いますが、覆輪(白地にピンクの色に染まった花弁)花の

アザレアも植えられていて、とても美しく目を惹きました。

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こちらのアザレアは、花径がとても大きく、ゴージャスな咲き方です。

花が咲くと、葉が見えなくなるほどの多花性で、とてもインパクトがあります。

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小さな挿し木苗から、大きく美しい樹形に育ったツツジまで、多種多様なツツジがてんこ盛りの、

ツツジ好きとっては、温室は、まさに「お宝箱」のような場所でした。

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「久留米市世界つつじセンター」を訪れられる際は、是非、温室の中も冒険していただくと、

きっと楽しいと思います。

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前回(ガーデン編)と、今回(温室編)の2回に分けてご紹介させていただいた「久留米市世界つつじセンター」、

いかがでしたでしょうか?

ツツジの本場、久留米市にあって、最もたくさんの品種を取り揃え、最も旺盛に生育したツツジを見れる場所と

言えると思います。

久留米に4月に旅行されることがあれば、是非、ここへ足を伸ばしてみられることをお勧めします。


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居場英則

『進化する庭、変わる庭』がテーマ。本業は街づくりコンサルタント、一級建築士、一級造園施工管理技士、登録ランドスケープアーキテクト(RLA)。土面の殆どない庭で、現在約120種類のバラと、紫陽花、クレマチス、クリスマスローズ、チューリップ、芍薬等を育成中。僕が自身の庭を創り変える過程で気づいたこと。それは、植物の持つデザイン性と無限の可能。そして、都市部の限定的な庭でも、立体的な空間使用、多彩な色遣い、四季の植栽の工夫で、『風景をデザインできる』ということ。個々の庭を変えることで、街の風景も変えられるはず…。『庭を変え、街の風景を変えること』が僕の人生の目標、ライフワーク。ーー庭を変えていくことで人生も変えていくchange my garden/change my lifeーー

個人ブログChange My Garden

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