お庭からベランダ、エクステリアなどガーデニング回りをスタイリッシュに演出

 

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「手間をかけること惜しまない」ことが園芸の美徳。を、否定するつもりは毛頭なく

それは、1992年から1998年の間の、私のある時代、体力に自信があって、時間も自由に使えた日々においては、十分に許されていたので、手間をかけることがひたすらに楽しく、また、手間をかけずに植物を育てる知恵も認識もなかった。

1998年。子宝に恵まれつつ、仕事も辞めなかったので、植物に対しては、突如、手も目もかけられなくなった。

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(20年前の私の東京の庭)

でも、バラを愛でたかったし育てたかった。結果、バラは数年後には、惨憺たる状況に追い込まれた。

それでも、今も我が家で生きているバラは、きっと、ツワモノなので、

今更だが、できる限りは手と目はかけたいと思っている。

そんな折、プロのガーデナー達から耳にする話が、これ。

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「こんなにたくさん植えたバラだけど、もう、御しきれないので、

バラを減らしてメンテナンスの少なく済む庭に改良して欲しい」という依頼が増えていると。

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そんな、未来の自分への解決策が、自分にとっての、未来の植物。

早い話が、ごく一般的な育てやすい手間のいらない好きな色や形の植物を選ぶ。

たとえば今の時期なら,,,,

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アネモネ フペンシス(シュウメイギク)のような宿根草、なのですが、

案外、自由に手に入りにくかったりして。

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今設計している庭に、Japanese Anemone アネモネ フペンシスや

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宿根アスター、紫苑、友禅ギクとも、いろいろと呼ばれますが。なかなか私の知るナーサリーになくて。

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バーベナ ボナリエンシスはこの夏も強靭でした。ゲラニウムはちょっと。

でも、来春植え方を工夫して浜松でも植えてみようかと。

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ワレモコウのグループ。Sanguisorba 個人的に好きでたまらず、今後、我が屋上ガーデンで積極的に、サンギソルバとオミナエシ、グラス類を中心に。


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吉谷桂子

英国園芸研究家、ガーデン&プロダクトデザイナー。7年間英国に在住した経験を生かしたガーデンライフを提案。さまざまなイベントや雑誌などに出演するほか講師を務め、著書も多数。また国際バラとガーデニングショウやレストランなどの植栽デザインを担当。2013年春にファッションブランド「Shade」を立ち上げた。


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