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今日は、星の王子さまミュージアムの秋の植物の植え替えでした。台風で痛んでしまった植物を除去して秋の花を植えました。水分過多を嫌う植物は、このところ繰り返しやってきた台風や大雨で、かなり弱ってしまっていましたが、この写真は、何年もの間ここで植わっている元気なアネモネ・フペンシス。

Anemone hupehensis 'Hadspen Abundance'

Japanese anemone 'Hadspen Abundance'

moisture soil 、湿った土を好むこうした宿根草は元気でした。

私にとって深い思い出あるハドスペンガーデンの花。ハドスペン・アバンダンス。

ロンドンの自宅でもたくさん咲いていたこの品種が、今、星の王子さまミュージアムで満開です。

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台風でも倒れずに、わりとしっかり繁茂しました。

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とっても、便利な支柱があります。これ、実は雨が降ると倒れてしょうがないアナベルのために入れた支柱。このハドスペン・アバンダンスが零れ種でアナベルの株元に一緒に咲いたので、たまたま支柱と一緒に写った。

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今年の猛暑と大雨で調子の悪かったのはジニア。

今後は、ここまで猛暑で雨が多い夏が予想されるなら、

夏の植栽にジニアを植えるのをやめようかと思っています。

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すご〜い!と驚いたのはベゴニア 'ワッパー'。

1m以上の大きさになり、群植したので、台風でも折れなかった。

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それから、霧と雨に悩まされる仙石原で、成績優秀な、サンパチェンス。これ、見えているのは

三株ほどです。葉張りが1m前後に広がり、花の面も揃うので、きれい咲き。

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ちなみに、土壌状態と日当たりの悪い場所では、それほど大きくなっていません。

右に溢れるように咲くのは、ノリウツギ'ミナヅキ'。これから白かった花が赤くなっていきます。

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それと、植えてから8年目のサルスベリ。

もう、ほとんど、花が終わってしまっていますが、淡いクールピンクの花が今年は

たくさん咲いたそうです。

8年前にこの木を植える際、樹形の向きや角度を決めたのは私でしたが

左右の枝張りがこっちから見たときのほうがきれいだった。こちらから見て左へ流れる枝ぶりが、入り口へと誘うように伸びる形。「どうそいらっしゃいませ」という形。

逆にすると「お出口はこちら」になってしまう。ノリウツギの樹形ともぶつかる。

実は最初から大きかったこのサルスベリを三回以上はぐるぐる回したでしょうか。

難しいのです。樹木の向きの決定。一番自然に見えるのは、葉の面は南に向かいますので。

もともとの圃場で南向きの樹木は、新たな庭に来ても南向きのままがよいのですが

この場所は、北側から見る景色だったからです。「ウラ見え」悩ましいですね。

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サンパチェンス。ぎっしりです。やっぱりこのほうが皆様が写真をとってインスタにあげたりしてくれます。これからも湿気の強い夏の箱根には、サンパチェンスが欠かせません。


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吉谷桂子

英国園芸研究家、ガーデン&プロダクトデザイナー。7年間英国に在住した経験を生かしたガーデンライフを提案。さまざまなイベントや雑誌などに出演するほか講師を務め、著書も多数。また国際バラとガーデニングショウやレストランなどの菜食デザインを担当。2013年春にファッションブランド「Shade」を立ち上げた。

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