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専門家吉谷桂子のガーデンダイアリー ~花と緑と豊かに暮らすガーデニング手帖~

外にでよう!これから、光線が最も美しい季節!

吉谷桂子

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いま、3連休中ですね。お出かけ中の方も多いでしょうか?

関東地方は雨も多いここ数日でしたが、午後から雨が止み、そして晴れたら!

空の美しさや光線の、刻一刻変化するさまは、実にシャッターチャンスなタイミングですね!

もし、そこに花が咲いていれば、言うことなし!

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そして秋の夕日は格別です。暖色系の色の発色が輝く!

このダリア'朱鷺'を撮った時はもう日が陰っていましたが、それでも残照で美しかった。

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先日の、9月の銀河庭園の作業で訪問した日、北海道文化放送の夕方の生放送の収録もあったので、

それはそれは、夕方 3時半頃からの打ち合わせの頃の光が本当に美しかった。

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午後5時。収録が終わって最後に名キャスターの石井雅子さんと記念写真を撮った時はもう、

完全に太陽が山に隠れたあと。

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それでも、ドラゴンガーデンに行くと、また最後の光が当たっていて。こういうのは一瞬の光。

色彩の楽しみを体で受け止めるような気分があります。

ちなみに、作業の時など、若干控えめな色を選びなら、寒色を。(後退色・縮小色)

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トークイベントなど、前に出るときは、暖色を。(前進色・膨張色)が基本のカラーセオリーです。

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特に赤やオレンジが映えますね。

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翌日のガーデントークの際は、ご参加の皆様もダリア色でお集まりくださり

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夕日、斜光に照らされた皆様の、なんて、輝いて見えていたことでしょう!

いま、デパートの服飾コーナーを見ると、季節も関係してか、黒やこげ茶の色が多く、明るい色調のカラフルな服があまり見られないのですが、是非是非、光線の美しそうな場所にいらっしゃるなら、色を吸い込んでしまうようなダークカラーではなく、光を反射して輝くようなものを身につけて出掛けられることをオススメしたいです。それは第三者にとっても、楽しい風景でありえます。

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10月にも、銀河庭園では、ダリアのガーデンウォーク、今度は、写真の撮り方のことも踏まえながら、歩きたいと思っています。

写真にした時、なるべく絵になるように植栽も設計しているからです!

http://www.ecorinvillage.com/ecorinvillage/ginga.html


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吉谷桂子

英国園芸研究家、ガーデン&プロダクトデザイナー。7年間英国に在住した経験を生かしたガーデンライフを提案。さまざまなイベントや雑誌などに出演するほか講師を務め、著書も多数。また国際バラとガーデニングショウやレストランなどの植栽デザインを担当。2013年春にファッションブランド「Shade」を立ち上げた。


Instagram@keikoyoshiya 

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