お庭からベランダ、エクステリアなどガーデニング回りをスタイリッシュに演出

 

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ロンドンの街の規模。東京とか、パリの街を例にとっても同じようなことが言えるかと思うのですが、

2〜3日の滞在なら、一度に全部を回るなど無茶な話で、基本は2〜3箇所のエリアを訪問。

なので、どのエリアのホテルに滞在するかで、ロンドンの楽しみ方が変わると思います。

私の場合は、ロンドンへ行くことが決まるとまず、ホテル探し。もっとも重要なのがエリアです。

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(1)街の真ん中のメイフェアか、(2)西のチェルシー・ケンジントン・エリアか、

(3)やや東のコベントガーデンか。 

個人的な好みですが、それ以上東へは宿泊しない。それがたとえ、今流行りのエリアでも。

この三箇所のどこに焦点をあてて過ごすかによって、ホテルの所在地を決めるわけですが

いつも迷います。そして、忘れているわけではない、ノッティングヒルのエリアも

第4箇所目に好きなエリアなのに、好みのホテルがないので残念。

しかし、ノッティングヒルは、住みたかった地域。でも、ハムステッドに住んでいたのは

今でも自分にとってのベストだった。自然が豊かで。

素晴らしい日々でしたが、観光で行くにはパンチが弱いかな?

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いまはもう、昔ながらの伝統的な店が消えつつあるバーリントンアーケード。家賃が高すぎるのだろう。

昔はこの右側の店はリネン屋さんで19世紀さながらのハウスリネンが揃っていた。今は宝石店。

この方は一応アーケードのガードマンのような役目か。写真を撮らせて戴いた。

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加藤和彦さんのおすすめホテル。昔日のコノートに続き、クラリッジス、クリスマスに食事に。

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12月25日。クリスマス当日はこんなに人も車もいない!リージェンツストリート。公共交通手段もすべてストップするので。

しかし、結論で、たった一人での滞在なら、確実にメイフェア地区。もう、絶対に。もっとも便利な

街の中心だし、好きな老舗が集まっている。東京でいうと銀座とか有楽町とか、丸の内とか?

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六年前のコベントガーデンホテルにて。

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冬は、ロイヤルオペラに歩いて行ける地域。コベントガーデンが便利。夕方までは街を歩くスタイルで、

やはり劇場に行くなら着替えたいし。一旦ホテルに戻って再出発をするのに、夕方の混んだ道を

捕まりにくいタクシーを確保して劇場に再出発は疲れるし、劇場がはねてからはさらにタクシーが捕まりにくいので。

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女性の一人歩きで夜10時すぎとか。嫌なので、なるべく徒歩圏内のホテル。となると、

コベントガーデン・ホテルが最も便利で道の雰囲気も安心。今流行りのさらにイーストのホテルとか。

泊まりたいけど、夜の劇場通いを考えると面倒。ということで、この際、ホテルから離れた地域になる

ケンジントン・チェルシーへは行かないで終わるパターン。

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数年前にコベントガーデンにピータシャム・ナーサリーのショップとレストランができたので

これまた立ち寄り箇所として、また、この店がこのエリアにあるだけで、ガーデナー心が

安心するというか。

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最近は家族との旅行だとキッチン付きアパートメントタイプのホテルを使うので、おいしいデリが

近くに、あれば一層結構。あまりあちこち動かずにこの街を楽しむというか。

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年末のロンドンは朝から夕方まで薄暗い感じの空模様で、下の写真だって朝撮った写真でも

暗いイメージ。しかし、その代わりにフェスティブムードの装飾やイルミネーションが賑やかで

その「雰囲気」を楽しむことが旅の醍醐味なので、それこそが「観光」光を観る旅。

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つづく。


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吉谷桂子

英国園芸研究家、ガーデン&プロダクトデザイナー。7年間英国に在住した経験を生かしたガーデンライフを提案。さまざまなイベントや雑誌などに出演するほか講師を務め、著書も多数。また国際バラとガーデニングショウやレストランなどの植栽デザインを担当。2013年春にファッションブランド「Shade」を立ち上げた。


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