お庭からベランダ、エクステリアなどガーデニング回りをスタイリッシュに演出

 

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一年草の草花を用いた寄せ植えは、例えば、基本的にパンジーなどを使って秋に植えれば、パンジーの寿命も尽きて夏が来る前には、解体するのが基本だと思います。

しかし、私の目指す宿根草の寄せ植えは、1度植えたら最低でも3年ぐらいは植えっぱなしで、そのまま育てたいと言う理想で作っています。

ところが、宿根草の種類によっては根を張るスペースが足らなかったり、植木鉢が乾燥しやすいためにうまく育たないことも多く、植木鉢で宿根草の寄せ植えを作る事は、案外、難しいことが多いです。また、冬は地上部が枯れてしまう植物も多いので、冬の景色に花(華)もなく、眺めながらが退屈になることも多いです。

そんな中、比較的に日当たりの良いベランダで、相性良く育つ宿根草の寄せ植えを長年追求してきました。

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写真の寄せ植えは、冬の寒さでかなり葉っぱが黄色くなっている黄金葉のサルビアとオレガノの葉っぱ、そして銅葉になっているセラトスティグマ。秋までは小さな花がたくさん咲いていましたが、もう流石に1月。花は咲いていませんが、葉っぱのコントラストが可愛い!と私は思っています。

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そして花がない分、今回、新登場!私がデザインをしましたメドウガーデンのシルエットフェンスをコンテナの背後に挿して、景色の完成!

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冬は太陽の光が斜めから差すので壁にこんなに素敵な影絵が生まれます。

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吉谷桂子

英国園芸研究家、ガーデン&プロダクトデザイナー。7年間英国に在住した経験を生かしたガーデンライフを提案。さまざまなイベントや雑誌などに出演するほか講師を務め、著書も多数。また国際バラとガーデニングショウやレストランなどの植栽デザインを担当。2013年春にファッションブランド「Shade」を立ち上げた。


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