もうバラの開花が始まり、バラ一色になっていく時期ですが、ちょっとだけ前の我が家の庭の様子をご紹介します。

我が家のガーデンでは、圧倒的にバラの栽培数が多いのですが、それ以外にも、クレマチス、クリスマスローズ、

いわゆるCCR（クレマチス、クリスマスローズ、バラ）以外に、シャクヤク、ギボウシ、ツワブキ、ヒューケラなど

毎年、フォーカスする植物が増えていき、我が家の庭は、完全に圃場と化しています。

そんな中、ここ数年、特にハマっているいるのがツツジ、シャクナゲ類です。

バラと同様、色とりどりの花がたくさん咲く（いわゆる多花性）の植物が好きで、そういう意味では、

ツツジは、その欲求に応えてくれる、とても魅力的な植物なのです。

こちらは、我が家の中庭の3月中旬頃の様子です。

クリスマスローズがピークを過ぎ、でも、まだバラもクレマチスにも早い、早春の時期、庭を鮮やかに彩って

くれるのがツツジ類です。

ツツジと言えば、和風の庭によく植えてある、ピンクや白のサツキが代表格ですが、以前は、このツツジに、

それ以外の多様な色があることすら知りませんでした。

こちらの鮮やかなピンクはミツバツツジ。

よく山道をドライブしていると見かける、鮮やかなピンクの花が、このミツバツツジです。

我が家の庭でも、一番最初に咲くツツジで、ソメイヨシノと同じく、

落葉した、まだ花がない時に、鮮やかなピンクの花だけが咲くので、とても印象的です。

こちらの朱赤のツツジは、ヤマツツジ。

これもよく山の中で見かける一般的なツツジですが、この朱赤色がとても目を惹き、

庭のフォーカルポイントになります。

毎年良く咲いてくれるのですが、今年は少し不調で、花数が少なかったのが残念です。

こちらは、数年前にとある園芸店で見つけて、思わず買ってしまったオレンジ色のツツジ・エクスバリー。

ツツジと言えば、ピンクか白か朱赤くらいしか知らなかったので、こんな鮮やかなオレンジ色で咲くツツジが

あるなんてかなりの衝撃を受けました。

成長は遅いですが、だんだんと良く咲くようになってきています。

このアザレア・エクスバリーを知って以降、ツツジへの興味が高まり、どんどん沼へハマっています。

こちらは、以前から我が家にあるツツジで、ドウダンツツジ。

漢字では、「満天星」と書く、縁起の良い樹で、一人息子の誕生記念に庭に植樹しました。

ぼんぼり状の白い花が無数に咲き、まさに満天の星のように咲くツツジです。

秋の紅葉もとて美しいのが特徴です。

こちらは、昨年、とある園芸店（エクスバリーを見つけたお店と同じ）で売っていた、かなりの大株のツツジで、

品種は、「常夏（とこなつ）」と言います。

買った時は、まだ花も咲いていなかったのですが、お店の方に聞くと、白～ピンク～赤の錦で咲く、

とても珍しい品種のツツジと聞いて、即決で購入しました。

まだ鉢のままで育てていますが、今年は、昨年以上に咲いてくれました。

特に、この赤い部分はきれいでした。

同じく、ツツジ常夏の白花の部分です。

枝によって咲く花が違うのです。

こちらも、ツツジ常夏で、白とピンクが混じった咲き方をしています。

このツツジ常夏、一本で何色もの花色が楽しめる、最高に楽しいツツジです。

今年は、小さな株の園芸品種のツツジも試しに買ってみました。

こちらは、ツツジ「銀河」という交配品種です。

葉が斑入りなのに加え、ピンクの花の量がすごい。（めっちゃ多花性！）

大きく育てられるか、チャレンジです。

こちらも、交配品種でツツジ「白蝶の舞」。

白花が清楚で美しいです。

今まで、こんなあっさりした花には見向きもしなかったのですが（汗）、コレクションしだすと、

いろんなツツジに目が行ってしまいます。

こちらも、今年手に入れた珍しい黄色い花色のツツジで、

「サフロンキング」と「サフロンクィーン」という対になったネーミングのツツジ。

咲く前は、蕾の大きさに違いがありましたが、咲いてみると見分けができないほど似ています。

黄色花はとても珍しく、大きな株に育てたいなと思っています。

こちらは、最近手に入れた、超貴重品種のツツジで、

常緑ツツジ・「クレーターレイク」という青花品種。

とても鮮やかな青い発色です。

バラには、ここまで青い花はまだありませんが、ツツジは一歩先に行ってますね！

クレーターレイクをもう一枚。

これだけ美しい花で、しかも多花性。

常緑ツツジといえど、開花期はほぼ葉っぱが見えず、花しか見えないのがとてもいい。

このツツジを見てしまうと、まだほかに見たこともないようなツツジがあるのでは？、

と思ってしまいます。

ますます沼にハマりそうです。

こちらは、4月上旬に、三重県津市の赤塚シャクナゲ園に行った際に購入したシャクナゲで「太陽」という品種。

シャクナゲとツツジは同じ科ですが、やはりツツジに惹かれます。

シャクナゲは、これまでに何本か育てたのですが、何故かうまく育たず、枯らしてしまっています。

この「太陽」という品種は、とても暑さに強いらしく、暑さを嫌うシャクナゲの中でも、

我が家の中庭で育ってくれそうなポテンシャルを感じたので、再チャレンジしてみます。

そんなことで、時期は少し前の話にはなりますが、我が家の「ツツジ祭り」をご紹介しました。